人に好き嫌いがあるのは仕方がないが、食わず嫌いはもったいない。やらず嫌いももったいない。

ゴルフのプレー代はバブル期の二分の一、ところによって、平日、シーズンオフには三分の一にまで下がり、敷居は随分と低くなってきている。ゴルフを始めるのにはもってこいのタイミング、それが今。

ゴルフのサポーターであって、決してゴルフの営業マンではない私だが、やったことがない人には、是非一度やってみることをお勧めしたい。そして少し続けてみて欲しい。ゴルフの面白さがジワジワと分かって来ると思う。もう一度言いたい「やらず嫌いはもったいない」と

「ゴルフはすぐにうまくはならないが、いつ始めても遅すぎることはない」
                       (ゴルフ界の名言男 フィリップ・モンクリーフ)


やらず嫌いは、もったいない

by on 水曜日, 3月 29, 2017
人に好き嫌いがあるのは仕方がないが、食わず嫌いはもったいない。やらず嫌いももったいない。 ゴルフのプレー代はバブル期の二分の一、ところによって、平日、シーズンオフには三分の一にまで下がり、敷居は随分と低くなってきている。ゴルフを始めるのにはもってこいのタイミング、それが...

わが国のゴルフ人口は、1995年頃の1千5百万人をピークに、ここ15年で約35%位減っているという。現在およそ1千万人弱。

これはバブル崩壊以降、ゴルフを接待、コミュニケーションツールとして使っていた中高年層のゴルフ離れと、若年層の新規参入が思ったほど進んでいないことなどが要因となっているのではないだろうか。

確かに減少率からするとゆゆしき問題のように思えるかもしれないが、これをもって日本ゴルフの衰退というには早計に過ぎると思う。これは、日本のゴルフ黎明期からゴルフ大衆化、そこからゴルフ成熟期へと向かう過渡、ブラッシュアップされていった数字だと考えたい。

この1千万弱という我が国のゴルフ人口、これはアメリカに次いで世界第2位。ゴルフ場の数においても、日本はアメリカ、イギリスに次いで世界第3位。我が国はまぎれもなく、ゴルフ大国である。


ゴルフ大国 ニッポン

by on 火曜日, 3月 28, 2017
わが国のゴルフ人口は、1995年頃の1千5百万人をピークに、ここ15年で約35%位減っているという。現在およそ1千万人弱。 これはバブル崩壊以降、ゴルフを接待、コミュニケーションツールとして使っていた中高年層のゴルフ離れと、若年層の新規参入が思ったほど進んでいないことな...

時間やお金に余裕がない、敷居が高いなどでゴルフをやらない若者たちがたくさんいるらしい。
これはイメージ先行に他ならない。確かに古く日本のゴルフ場は、下っ腹を突き出したお金に余裕のあるおじさん達で溢れ、長きにわたり政談、商談、社用族の接待の場であった。これが、ゴルフ黎明期。

しかし時は過ぎ、日本のゴルフ場事情は大きく様変わりしてきた。そのきっかけが、バブルの崩壊。以降接待族がゴルフ場から退場した。そこでゴルフ場が行ったのが、一般ゴルファー集客のためのプレー代の値下げ、キャディを付けないセルフプレーの普及だった。これがゴルフ大衆化の幕開け。

まだまだ海外のプレー代より割高という声もあるかもしれないが、日本のゴルフ場におけるクラブハウス、コース、レストランなどの施設ならびにサービスの質の高さを考えれば、料金は限界まで下がっているのではないかと思う。間違いなく料金、敷居は、だいぶ下がってきている。


ゴルフやるなら 今でしょ

by on 月曜日, 3月 27, 2017
時間やお金に余裕がない、敷居が高いなどでゴルフをやらない若者たちがたくさんいるらしい。 これはイメージ先行に他ならない。確かに古く日本のゴルフ場は、下っ腹を突き出したお金に余裕のあるおじさん達で溢れ、長きにわたり政談、商談、社用族の接待の場であった。これが、ゴルフ黎明期。...

以前私が使っていた栞に、中国の古い諺がプリントしてあった。

    もし1時間幸せになりたいのなら、酒を飲みなさい     
    もし3日間幸せになりたいのなら、結婚しなさい     
    もし8日間幸せになりたいのなら、豚を丸ごと買って食べなさい     
    もし永遠に幸せになりたいのなら、ゴルフを覚えなさい

この故事を調べていくと、ゴルフの部分は釣りとするものが圧倒的に多かった。おそらく原文は釣りであったのだろう。釣りの部分をゴルフへとアレンジしたのは、おそらくゴルフの愛好者、作家、雑誌編集者辺りだろう。

この故事のアレンジャーに、ゴルフサポーターの私が一つだけアドバイスしておきたい。家内安全、家庭円満でゴルフを続けていくためには、こうしたほうがいい。  酒 < 豚 < ゴルフ < 家庭 と
  


幸せになりたいなら

by on 日曜日, 3月 26, 2017
以前私が使っていた栞に、中国の古い諺がプリントしてあった。     もし1時間幸せになりたいのなら、酒を飲みなさい          もし3日間幸せになりたいのなら、結婚しなさい          もし8日間幸せになりたいのなら、豚を丸ごと買って食べなさい     ...

ゴルフは紛れもなくスポーツにカテゴライズされるが、そこに知的ゲーム性の高いという形容詞を付けると、より正しく伝わるのではないか。知的ゲーム性の高いスポーツ、ボールゲーム、それがゴルフ。

1ラウンド5時間弱でラウンドする時、実際にスイングに要する時間はせいぜい20~30分程度である。残り約4時間半は、五感を働かせながら歩き、情報を収集し、その情報を分析し、次打の行動指針を決定する時間である。これはまるで情報処理。ゴルフはまさに頭脳戦。


ゴルフに必要なのは、ある程度の腕力、人並みの脚力、そして豊かな観察力、深い思考力、強い精神力。フィジカルスポーツではなく、メンタルスポーツ、それがゴルフ。

身体の構え以上に心の構えが大事なのが、メンタルスポーツであるゴルフ。ゴルフには、地のハザード、空のハザード、そして自分で自分にかけるプレッシャー、メンタルハザードがある。なかでも、あらゆる場面で現れるのがメンタルハザード。ゴルフはまさしく心理戦。


ゴルフは頭脳戦かつ心理戦

by on 土曜日, 3月 25, 2017
ゴルフは紛れもなくスポーツにカテゴライズされるが、そこに知的ゲーム性の高いという形容詞を付けると、より正しく伝わるのではないか。知的ゲーム性の高いスポーツ、ボールゲーム、それがゴルフ。 1ラウンド5時間弱でラウンドする時、実際にスイングに要する時間はせいぜい20~30分...

ルールブックは、第一章のエチケットに始まり、第二章の用語の定義、第三章のプレーについての規則と続く。しかしその文字量膨大につき、なかなか全てを読破したという人は少ないはず。

現在も競技ゴルフを楽しんでいるシングルの友人がいる。かつてプロのトーナメントでキャディ経験のある彼が言うには、プロゴルファーでもボールの処し方を迷ったり、間違えそうになったりすることがあったらしい。

確かに実際のプレー局面とそこでの処し方は、事細かく、難しいと敬遠されがちであるが、あまり細部にこだわらず、あまりにもイレギュラーなケースを除外してしまえば、ある法則性があることが分かる。カテゴリー分けができる。



ゴルフのルールあれこれ

by on 土曜日, 3月 25, 2017
ルールブックは、第一章のエチケットに始まり、第二章の用語の定義、第三章のプレーについての規則と続く。しかしその文字量膨大につき、なかなか全てを読破したという人は少ないはず。 現在も競技ゴルフを楽しんでいるシングルの友人がいる。かつてプロのトーナメントでキャディ経験のある...

ルールブックは、大雑把にいえば、時間や約束の厳守、安全、時間など周りへの配慮、コースの保護などエチケット・マナーに関する部分とノーペナ、1ペナ、2ペナなど実際のプレー局面とそこでの処し方に関する部分で構成されている。

ルールブックは、エチケット・マナーから始まる、これがゴルフ。エチケット・マナーは、その全てを網羅できるものではなく、その全てを覚えなければならないものでもない。人並みの品性がありさえすれば何とかなる。

そしてゴルフというボールゲームの特性を理解すれば、おのずと身につくものである。ゴルフコースは、その日賃貸しているにすぎない。その日そのコースは、多くのプレーヤーで共用している。振り回すゴルフクラブと飛んでいくボールは、危険なもの。これらゴルフの特性から推し量れば、ゴルフのエチケット・マナーは、誰にでも理解できるものだろう。

ゴルフのエチケット・マナー

by on 土曜日, 3月 25, 2017
ルールブックは、大雑把にいえば、時間や約束の厳守、安全、時間など周りへの配慮、コースの保護などエチケット・マナーに関する部分とノーペナ、1ペナ、2ペナなど実際のプレー局面とそこでの処し方に関する部分で構成されている。 ルールブックは、エチケット・マナーから始まる、これが...


ゴルフ、このボールゲーム、まさしくコンピューターの情報処理の如し。
入力・分析(270分)+ 出力(30分)= ラウンド時間(300分)

入力・分析とは、五感を働かせながら歩き、情報を収集し、その情報を分析し、次打の行動指針を決定することである。準備に9割の時間を割き、実際のスウィング、ストロークに使う時間は1割。

ビギナー、初級者が初めに取り組むべきは、すさまじい球数を打ち込むことではなく、ゴルフの本質を知ることだろう。ラウンドの9割を占める時間をどう過ごすかで、スコアは必ず良くなるはずである。

早くボールを打ちたい、早くコースに出たい気持ちは分かるが、その前にすべきことがある。「肩や腰」の回転を熱心に研究するのもいいが、まずは「頭」の回転をゴルフ仕様にすることから始めてみてはどうだろう。

「ゴルフが難しいのは
      プレーヤーが静止するボールを前にして、
         これをいかに打たなければならないかについて、
             考える時間があまりにも多いことに起因する」  
                           (アーチー・ホバネシアン) 


入力・分析する考える時間

by on 金曜日, 3月 24, 2017
ゴルフ、このボールゲーム、まさしくコンピューターの情報処理の如し。 入力・分析(270分)+ 出力(30分)= ラウンド時間(300分) 入力・分析とは、五感を働かせながら歩き、情報を収集し、その情報を分析し、次打の行動指針を決定することである。準備に9割の時間を...

ティグラウンドでの打順、スタートホールはくじ引きなどで決められることが多い。次のホール以降は、前のホールのスコア順となる。スコアが良かった人から打っていく。一番最初に打つ権利をオナーと呼ぶ。先打権であり、オーナー所有権ではない。

2打目以降は、ティグラウンドの打順は関係なくなり、順不同になる。具体的には、ホールに遠いボールからプレーしていくことになり、これを「遠球先打」と呼ぶ、これは、打球事故に対する危険回避に他ならない。打球地点の前にプレーヤーが出ないような配慮である。

グリーン上も2打目以降同様、遠球先打が原則である。グリーン上のボールとまだグリーンに乗っていないボールが混在しているような場合には、距離にかかわらず、一度すべてのボールをグリーンに乗せてから、遠球先打にてプレーを再開することも多い。

私は友人のシングルさんとラウンドするとき、一つでも多くオナーを取ることを目標に頑張る。彼は知らないだろうが、ささやかな私の楽しみである。


遠球先打 そのこころは リスク回避

by on 金曜日, 3月 24, 2017
ティグラウンドでの打順、スタートホールはくじ引きなどで決められることが多い。次のホール以降は、前のホールのスコア順となる。スコアが良かった人から打っていく。一番最初に打つ権利をオナーと呼ぶ。先打権であり、オーナー所有権ではない。 2打目以降は、ティグラウンドの打順は関係...

広大な土地にセッティングされた18のホールから成るコースで競われるボールゲーム、これがゴルフ。そこには、芝生、草むら、林、上り坂、下り坂、崖、水場、砂場などが用意されている。屋根付きドームであるはずもなく、季節で、その日の天候で、コースの顔は様変わり。

誰が考えたかこのゲーム、広大なフィールドで、孫の手、耳かきのお化けのようなクラブを使い、あのちっちゃなボールを、あのちっちゃな穴に放り込む、これは果たしてスポーツなのか。

一度始めると多くの人が夢中になる、ゴルフは魅惑的なボールゲームである。ただボールを穴に入れるだけのゲームとたかをくくってはならない。ゴルフをやらない人が思っている以上に、ゴルフは難しく、奥が深く、そして面白い。だから一度始めると、多くのゴルファーは生涯ゴルフを続ける。クラブを杖代りにしてまでも、コースを歩く。

「ゴルフの唯一の弱点は、面白すぎることである」 (英国ゴルフ評論家 ヘンリー・ロングハースト)

広大なフィールドとちっちゃなカップ

by on 金曜日, 3月 24, 2017
広大な土地にセッティングされた18のホールから成るコースで競われるボールゲーム、これがゴルフ。そこには、芝生、草むら、林、上り坂、下り坂、崖、水場、砂場などが用意されている。屋根付きドームであるはずもなく、季節で、その日の天候で、コースの顔は様変わり。 誰が考えたかこの...


ゴルフは、審判のいない自己申告のゲーム。セルフジャッジであるがゆえ、ルールはその人の心の中にあるものだと思う。

誰も見ていないからといって、林からボールをフェアウェイに蹴り出す人、本気の空振りを素振りと言い張る人、バンカーから手の5番でナイスアウトする人など、ゴルフ場にいて欲しくない輩も少なからずいる。

スコアシングルになるにはそれ相当の時間がかかるが、エチケット・マナーシングルになるには時間を要しない。なぜならそれは、プレーヤー一人一人の心構え次第だから。  

「卑しきシングルより、正直たるダッファーたれ」 (球聖 ボビー・ジョーンズ)

ちなみに、シングルとは、ハンディキャップ1桁のプレーヤーをいい、ダッファーとは、初心者を指す

ルールは 人の心の 中にある

by on 金曜日, 3月 24, 2017
ゴルフは、審判のいない自己申告のゲーム。セルフジャッジであるがゆえ、ルールはその人の心の中にあるものだと思う。 誰も見ていないからといって、林からボールをフェアウェイに蹴り出す人、本気の空振りを素振りと言い張る人、バンカーから手の5番でナイスアウトする人など、ゴルフ...

空前の投稿ブーム、その一つに川柳がある。有名なところでは、サラリーマン川柳、シルバー川柳、時事川柳など。あるものは共感ネタ、またあるものは自虐ネタなどさまざま。ここで紹介するのは、上五にゴルフ関連用語を据え、いろは順に並べたゴルフ川柳。

         いろはにほへと ちりぬる 
         わかよたれそ つねならむ
         うのおくやま けふこえて 
         あさきゆめみし ゑひもせす

蛇足ではあるが、いろは歌について
すべてのかなを、同じかなを繰り返さずに読み込んだ、七五調の形式をとった四十七字の歌。通常は上記のように、各仮名を清音で一字一字別々に読むが、歌の意味にそって漢字をあて、濁点をつけると、次のようになる。

         色(いろ)は匂(にほ)へど 散(ち)りぬるを
         我世誰(わがよたれ)ぞ 常(つね)ならむ  
         有為(うゐ)の奥山(おくやま)  今日(けふ)越(こ)えて  
         浅(あさ)き夢見(ゆめみ)じ 酔(ゑ)ひもせず

雑誌などで掲載されているゴルフ川柳に比べれば、面白味に欠けるかもしれないが、注釈で上五のゴルフ関連用語を解説してあるので、ゴルフ未経験者、ゴルフ初心者にも読みやすくなっていると思う。

ゴルフに興味はあるがやっていない人、ゴルフをはじめようと思っている人、ゴルフをはじめたばかりの人などに、ゴルフ用語をとおして、ゴルフのいろはが伝わればうれしい。


ゴルフいろは川柳

by on 金曜日, 3月 24, 2017
空前の投稿ブーム、その一つに川柳がある。有名なところでは、サラリーマン川柳、シルバー川柳、時事川柳など。あるものは共感ネタ、またあるものは自虐ネタなどさまざま。ここで紹介するのは、上五にゴルフ関連用語を据え、いろは順に並べたゴルフ川柳。          いろはにほへと...
『インテンショナル』とは、意図的にという意。意図的に打つスライスをインテンショナルスライス、意図的に打つフックをインテンショナルフック という。

上級者は球を操り、障害を避け、打ちたい方向に球を運ぶ。障害物を避け、障害物を巻き込むように球をスライスさせたり、フックさせたりする。これに対してビギナー、初級者は、球を操るのではなく、コースに操られ、 結果障害物に球を運ぶ。

ドライバーをナイスショット、意気揚々と2打目地点に行ってみると、なんとボールとホールを結ぶラインに木や林などの障害物が。このような状態をスタイミーという。

少しがっかりな状況ではあるが気を取り直し、グリーンをあきらめ、障害物を避けてショットを放つ。するとボールは、見事に木や 木から張り出した枝葉に直撃。

もしかすると、障害物を狙って打っていたら、当たらなかったかもしれない。どうせ当たるなら、破れかぶれ、初めから障害物めがけて打てばよかったとまで考えてしまう時も。


い インテンショナル 意図し操る 球筋を

by on 金曜日, 3月 24, 2017
『インテンショナル』とは、意図的にという意。意図的に打つスライスをインテンショナルスライス、意図的に打つフックをインテンショナルフック という。 上級者は球を操り、障害を避け、打ちたい方向に球を運ぶ。障害物を避け、障害物を巻き込むように球をスライスさせたり、フックさせたりする...
『インプレー』とは、ティグラウンドでティショットを打ってから、そのホールをホールアウトするまでのことをいう。この間のボールは、自分のボールかの確認を要する時、グリーン上にある時などルールで認められた場合を除き、触れたり、拾い上げたり、動かすことはできない。ゴルフは「あるがまま」、原則ノータッチでゲームは進められる。 PLAY THE BALL AS IT LIES

このノータッチの原則の例外が、ローカルルール、コンペルールにみられる6インチプレイス。スルーザグリーンのボールを、6インチ(およそ15㎝) 動かしてプレーしてもよいというルール。

木立などによりスタイミーになっているボール、木の根元のボール、深いラフのボール、ディボット跡にハマったボールなどを、ボールから6インチの範囲でホールに近づかないライの良い場所に動かしてもいいというもの。ちなみに6インチはスコアカードの 対角線が目安になる。


い インプレー 触っちゃならない ノータッチ

by on 金曜日, 3月 24, 2017
『インプレー』とは、ティグラウンドでティショットを打ってから、そのホールをホールアウトするまでのことをいう。この間のボールは、自分のボールかの確認を要する時、グリーン上にある時などルールで認められた場合を除き、触れたり、拾い上げたり、動かすことはできない。ゴルフは「あるがまま」、...
『ロングホール』とは、5打でホールアウトすることを基準とするホールで、正しくはパー5ホールという。

ドライバーの飛距離が出ないアマチュアゴルファーの中には、ロングホールに苦手意識を持つ人が少なくない。距離があるだけに、ティショットの飛距離を欲張りがちだが、グリーン付近まで3打で運ぶのに、ビッグドライブはいらない。

できる限り遠くに飛ばさなくてはと、リキんでティグラウンドに立つのと、無理に飛ばさなくてもいいと、リラックスしてティグラウンドに立つのとでは、おのずから結果は違う。

実際ここロングホール、グリーンまで450ヤード程度を3打で運ぶとすれば、1打当たり150ヤードでいいことになる。恐れるに足らず、ミドルアイアンの距離である。ロングホールでのドライバーの飛距離は、アドバンテージではあるが、決して絶対的なものではない。飛ばし屋有利は、単なる幻想、妄想に過ぎない。


ろ ロングホール 飛ばし屋有利は イリュージョン

by on 金曜日, 3月 24, 2017
『ロングホール』とは、5打でホールアウトすることを基準とするホールで、正しくはパー5ホールという。 ドライバーの飛距離が出ないアマチュアゴルファーの中には、ロングホールに苦手意識を持つ人が少なくない。距離があるだけに、ティショットの飛距離を欲張りがちだが、グリーン付近まで3打...
『ハザード』とは、ゴルフ場がプレーヤーに用意してくれているバンカー砂場とウォーターハザード水場をあわせていう。一般に危険、障害物の意。

子供たちは砂遊び、水遊びが大好き。ちょっと危ない所が好き。そんな子供の遊び場のようなところをコースのあちこちに配し、ゲーム性を高めているゴルフ、どこか遊び心があって面白い。

ティショットで届きそうな辺り、グリーンを狙ったときに飛び込みそう、転がり込みそうな辺り、そんな絶妙な位置に配されているのがハザード。

ハザードがあるホールを苦手にするプレーヤーがいる。かく言う私もその一人であるが、コースのどこかにはあって欲しいとも思っている。

ハザードは、ゴルフというボーゲームを面白く、エキサイティングにしてくれる、歓迎すべきものである。水場、砂場は、全てのホールにある必要はないが、どこかにはあって欲しい。見た目には美しく、ゲームにはアクセントを与えてくれる。その存在スパイシー。


は ハザードは リスクそれとも スパイスか

by on 金曜日, 3月 24, 2017
『ハザード』とは、ゴルフ場がプレーヤーに用意してくれているバンカー砂場とウォーターハザード水場をあわせていう。一般に危険、障害物の意。 子供たちは砂遊び、水遊びが大好き。ちょっと危ない所が好き。そんな子供の遊び場のようなところをコースのあちこちに配し、ゲーム性を高めているゴル...
『バンカー』とは、砂で満たされている窪地をいう。アメリカでは、サンドトラップ砂の罠と呼ばれているらしい。

バンカーには、ガードバンカーとフェアウェイバンカーがある。ガードバンカーはグリーンの周りに配され、グリーンをガードしているかのように深い形状のものが多い。グリーンバンカーとも呼ばれる。

これに対し、フェアウェイバンカーは、フェアウェイの途中にあり、フェアウェイに食い込み、フェアウェイを狭めるように配され、ティショットを難しくさせる。クロスバンカーとも呼ばれる。浅いが、グリーンまでの距離を残したものが多い。

ガードバンカーからピンそばに付けたい、フェアウェイバンカーから距離を稼ぎたいなどの気持ちは分かるが、欲をかいてはいけない。次打もまた同じバンカーの中から打つのだけは避けたい。ここは脱出第一。


は バンカーは 欲をかかずに 一発脱出

by on 金曜日, 3月 24, 2017
『バンカー』とは、砂で満たされている窪地をいう。アメリカでは、サンドトラップ砂の罠と呼ばれているらしい。 バンカーには、ガードバンカーとフェアウェイバンカーがある。ガードバンカーはグリーンの周りに配され、グリーンをガードしているかのように深い形状のものが多い。グリーンバンカー...
『ハンディキャップ』とは、ゴルファーの技量に応じて付けられた数値。これには2種類あり、一つはJGA日本ゴルフ協会の規定に基づいて査定されたハンデで、オフィシャルハンディキャップという。もう一つはプライベートハンディキャップと呼ばれる略式ハンデ、オフィシャルハンデを持たない人がコンペに参加するときなどに用いる。

このハンディキャップHC、競技志向の人たちにとっては間違いなく階級分け。ちなみに、HC1~9のプレーヤーをシングルと呼び、その中でもHC5以下のプレーヤーは、片手シングルと呼ばれる。

一般のゴルファーにとっては、ハンディキャップHCは、コンペの時だけお世話になる戦闘アイテムに過ぎず、そこには階級分けはない。上下関係も一切ない。

このハンディキャップHC、プレーヤーがその恩恵にあずかるときはあって嬉しであるが、減れば腕前が上がった証し、なお嬉しである。


は ハンディキャップ あって嬉し 減って嬉し

by on 金曜日, 3月 24, 2017
『ハンディキャップ』とは、ゴルファーの技量に応じて付けられた数値。これには2種類あり、一つはJGA日本ゴルフ協会の規定に基づいて査定されたハンデで、オフィシャルハンディキャップという。もう一つはプライベートハンディキャップと呼ばれる略式ハンデ、オフィシャルハンデを持たない人がコン...
『ニアピン』とは、ニアピンホールでティショットが、グリーンに乗った、そしてピンに一番寄ったことをいう。そして「ドラコン」とは、ドラコンホールでティショットが、一番飛んだ、そしてフェアウェイに残ったことをいう。

しかしゴルフは残酷、その後そのうれしさが半減、一変するようなことが起こる。ニアピン場所からカップインまで3打を要し、スコアカードに4と記す。あわよくばバーディの2を胸算用していただけに、ショックは大きい。

ドラコンホールでも同じようなことが起こる。ボールはフェアウェイで、一番飛んでいるベスポジからだけに、ここはうまくすればバーディ、悪くてもパーなどと欲張った計算が入ったとたん、力み倒しのダフリのチョロやスライス、フックの2打目OBなど多彩なミスが待ち受ける。

「好事魔多し」とは、よく言ったものだ。スコアに反映されなかったニアピン、ドラコンの「逃がした魚は大きい」感は、面白い。「上がってなんぼ」これがゴルフ。




に ニアピンを とって上がって 4打のボギー

by on 金曜日, 3月 24, 2017
『ニアピン』とは、ニアピンホールでティショットが、グリーンに乗った、そしてピンに一番寄ったことをいう。そして「ドラコン」とは、ドラコンホールでティショットが、一番飛んだ、そしてフェアウェイに残ったことをいう。 しかしゴルフは残酷、その後そのうれしさが半減、一変するようなことが...
『ホールインワン』とは、ショートホールのティショットが直接カップに入ること。エースとも言われる。ホールインワンは、ゴルファーがたまたま出くわすアクシデント。事故のようなもの。そして、そのホールインワン以上のアクシデントが、パーより3打少なくホールアウトするアルバトロス。一般的には、ロングホールの第2打がカップに入ること。

本人は大喜び、周りの人たちも滅多にないことに立ち会えたことに感謝。喜びと幸運のおすそ分け、それがホールインワン、アルバトロスのはずであるが、日本人は奥ゆかしく、思慮深い。

ただめでたさに浮かれることはない。いやまてよ、良いことはそうは続くものではない、これは何か悪いことが起こる前ぶれではないのかと考える。

「勝って兜の緒を締めよ」か「転ばぬ先の杖」かはわからないが、災いをあらかじめ取り除こうとする。そんな発想からか、日本では周りが祝い、振る舞うのではなく、自分で自分と周りに振る舞う。一種の厄払いか。これをカバーするのが、 日本特有のホールインワン、アルバトロス保険。


ほ ホールインワン アルバトロスは 出会い頭

by on 金曜日, 3月 24, 2017
『ホールインワン』とは、ショートホールのティショットが直接カップに入ること。エースとも言われる。ホールインワンは、ゴルファーがたまたま出くわすアクシデント。事故のようなもの。そして、そのホールインワン以上のアクシデントが、パーより3打少なくホールアウトするアルバトロス。一般的には...
『ペナルティ』とは、罰打と訳される。罰則、罰金のイメージから、マイナスニュアンスのワードである。ちなみに、罰打ペナルティには、無罰ノーペナ、1打罰1ペナ、2打罰2ペナがある。

ゴルフでは「あるがまま」(PLAY THE BALL AS IT LIES)が、大原則であるが、それが難しいケースも多々ある。そんなときのペナルティは救済色が強い。

林に打ち込んだボールを時間無制限で探すわけにもいかず、脱出不能な茂みの中のボールやウォーターハザード内のボールを打てというのも酷な話。ましてやカラスや犬などに持って行かれたボールを追いかけていてはゲームにならない。こんな時は、ペナ ルティを払い、場合によっては無罰でゲームを進行させることができる。

ペナルティは罰打と呼ばれるが、全てが罰ではない。単純に罰のこともあるだろうが、このシステムがあるおかげでゲームが続けられるという救済色が強いケースも多々ある。


へ ペナルティー 聞こえは悪いが 救済策

by on 木曜日, 3月 23, 2017
『ペナルティ』とは、罰打と訳される。罰則、罰金のイメージから、マイナスニュアンスのワードである。ちなみに、罰打ペナルティには、無罰ノーペナ、1打罰1ペナ、2打罰2ペナがある。 ゴルフでは「あるがまま」(PLAY THE BALL AS IT LIES)が、大原則であるが、それ...
『ドライバー』とは、スプーン、バフィ、クリークなどとともにウッドと呼ばれるクラブの一つで、主にティショットに用いられる。ヘッドの材質がパーシモン柿の木であった名残りから、これらクラブは今もウッドと呼ばれている。しかし近年ヘッドの材質の主流は、木に非ず。それでもウッドは「昔の名前で出ています」

ティグラウンドでドライバーを持った時に出る欲には、遠くに飛ばしたいという距離欲と真っ直ぐ飛ばしたいとする方向欲がある。「二兎を追う者は 一兎をも得ず」の如く、両方欲しがると、いずれも失うことにもなりかねない。では、どちらの一兎を求めるのが賢明なのか。

距離を欲しがる人は、得てしてリキむ。そして力で飛ばそうとする。結果、距離だけでなく、方向性までも失うことになる。間違った一兎を追う者は、二兎を失う。

これに対し方向を求める人は、距離を欲しがらないため、振りがコンパクトになる。結果、ボールの芯をとらえることになり、ボールは効率的に飛ぶ。つまり方向性重視の者は、副産物として距離をも得ることになる。


と ドライバー 距離欲抑えて 二兎得る

by on 木曜日, 3月 23, 2017
『ドライバー』とは、スプーン、バフィ、クリークなどとともにウッドと呼ばれるクラブの一つで、主にティショットに用いられる。ヘッドの材質がパーシモン柿の木であった名残りから、これらクラブは今もウッドと呼ばれている。しかし近年ヘッドの材質の主流は、木に非ず。それでもウッドは「昔の名前で...

プレーヤーは、距離感、方向性などを惑すコースが用意した罠を見抜き、五感をフル回転させ風を感じ、傾斜を感じながら、様々な情報を収集。次にこの情報を分析、判断する。

ここから先はプレーヤーの個性と技量が表れるところで、攻めるもゴルフ、守るもゴルフ、飛ばすもゴルフ、飛ばさないのもゴルフ。ティから戦略を練るのもゴルフ、ピンから戦略を練るのもゴルフ。

ショットの成否によるもの以上に、あの時ああしておけばよかった、こうしておけばよかったなど、戦略の失敗、判断のミスを悔いるものが多いことに気付く。「過ちて改めざる 是を過ちと謂う」というが、ゴルファーは懲りない、何度やっても同じミスを繰り返す。だからゴルフは面白い。

「ゴルフは、体力よりも耳と耳の間にあるものでプレーされるゲームである」 (球聖 ボビー・ジョーンズ)

彼が言いたかったのは、ゴルフは腕力、脚力、腹背筋など筋力、体力もさることながら、それ以上に、脳力、五感を活かしてプレーしていくボールゲームである、ということだろう。やっぱりゴルフは、頭脳戦



体力よりも耳と耳の間にあるもの

by on 木曜日, 3月 23, 2017
プレーヤーは、距離感、方向性などを惑すコースが用意した罠を見抜き、五感をフル回転させ風を感じ、傾斜を感じながら、様々な情報を収集。次にこの情報を分析、判断する。 ここから先はプレーヤーの個性と技量が表れるところで、攻めるもゴルフ、守るもゴルフ、飛ばすもゴルフ、飛ばさない...

ゴルフでは「あるがまま」(PLAY THE BALL AS IT LIES)でのプレーが、大原則であるが、それが難しいケースも多々ある。

林に打ち込んだボールを時間無制限で探すわけにもいかず、脱出不能な茂みの中のボールやウォーターハザード内のボールを打てというのも酷な話で、ましてやカラスや犬などに持って行かれたボールを追いかけていてはゲームにならない。

例外のない規則はないというが、ゴルフのルールも然りである。こんな時は、罰打ペナルティを払い、場合によっては無罰でゲームを進行させることができる。

ペナルティは罰打と呼ばれるが、果たして全てが罰だろうか。単純に罰のこともあるが、このシステムがあるおかげでゲームが続けられるという救済色が強いケースも多々あると思う。


ペナルティという名の救済

by on 木曜日, 3月 23, 2017
ゴルフでは「あるがまま」(PLAY THE BALL AS IT LIES)でのプレーが、大原則であるが、それが難しいケースも多々ある。 林に打ち込んだボールを時間無制限で探すわけにもいかず、脱出不能な茂みの中のボールやウォーターハザード内のボールを打てというのも酷な話...
『チップイン』とは、グリーンの外から、直接カップインすることをいう。目の覚めるようなドライバーのスーパーショット、傾斜、ラインを読み切っ たロングパットのカップインと並んで、超気持ちのいいもの。

パットが不要になるのはとてもありがたい。1打、2打得した気分になるのは、私だけではないはずである。

とりわけプロのチップインバーディ、チップインイーグルに、ギャラリーは大喜び。転がり入るもよし、2度3度バウンドして入るもよし、特にピンをオーバーしてからバックスピンで戻りカップインしようものなら、もう大変。ギャラリーのザワザワとしたどよめきはボールがカップに戻ってくる間長く続き、そのどよめきはカップインとともに大きな歓声へと変わる。

アマチュアレベルでは、なかなかチップインイーグル、チップインバーディにはお目にかかれないが、たとえそれがチップインボギーであっても、チップインダブルボギーであっても、いやチップイントリプルボギーであったとしても、パット不要という贈り物は、実にありがたい。


ち チップイン パット不要は ありがたい

by on 木曜日, 3月 23, 2017
『チップイン』とは、グリーンの外から、直接カップインすることをいう。目の覚めるようなドライバーのスーパーショット、傾斜、ラインを読み切っ たロングパットのカップインと並んで、超気持ちのいいもの。 パットが不要になるのはとてもありがたい。1打、2打得した気分になるのは、私だけで...
『リカバリー』とは、ミスしたショットを挽回することをという。しかし、ゴルフのスコアは足し算で作られていることを忘れてはならない。ミスをし たホールの中での引き算はないと思っていた方が、間違いない。

つまづいた借りは、残りのホールで少しずつ返せばいい。先打の失敗を次の打で取り戻そうとするのは、ゴルファーの浅知恵である。ミスショットしたことを冷静に受け入れることなく、挽回することだけを考え無謀にチャレンジする行為を勇気とは言わない。

こんなとき必要なのは「急がば回れ」。ちょっと頭を冷やし、冷静に判断したい。「急いては事をし損じる」である。リカバリーのつもりの無謀なチャレンジは、特に林の中で頻発、これを私は「林キンコンカン地獄」と呼ぶ。

林の中のわずかなすき間、しかもライの悪い場所からナイスアウトできる確率は、ほぼゼロに近いはずなのに、ついつい魔がさしてしまう。「暗中模索」ならぬ「林中無策」、無理が重なり、ボールはどんどん林の奥に。ライはますます悪くなり、グリーンから遠ざかる。「踏んだり蹴ったり」、代表的な傷口広げ病の一つである。


り リカバリー 欲をかき過ぎ 傷広げ

by on 木曜日, 3月 23, 2017
『リカバリー』とは、ミスしたショットを挽回することをという。しかし、ゴルフのスコアは足し算で作られていることを忘れてはならない。ミスをし たホールの中での引き算はないと思っていた方が、間違いない。 つまづいた借りは、残りのホールで少しずつ返せばいい。先打の失敗を次の打で取り戻...
『ぬかるみ』とは、降雨、降雪の後に、コースに一時的にできた水たまり。ゴルフ的にいうと、カジュアルウォーターである。ルールブック的にいえば、ウォーター・ハザード以外のコース上で、プレーヤーがスタンスを取る前やスタンスを取った後にみられる一時的な水溜り、ということか。

ここにボールが入った場合、スタンスがここにかかる場合などは、無罰で救済される。救済方法は、ホールに近づかずに水たまりを避けられ、かつボールにもっとも近いニアレストポイントをまず定め、そこからホールに近づかない1クラブ圏内にドロップするというもの。

このとき注意すべきは、スルーザグリーン、バンカー、グリーンでは、その処し方が異なるということ、そしてもう一つ、このときプレーヤーは救済を受けずに、そのボールをそのまま プレーする権利も有するということ。

言い換えれば、この救済を知らなければ、そのままアドレスして、そのまま水たまりの中のボール打つことになってしまう。これは自己責任である。

ぬ ぬかるみで 救済知らずは アドレスす

by on 木曜日, 3月 23, 2017
『ぬかるみ』とは、降雨、降雪の後に、コースに一時的にできた水たまり。ゴルフ的にいうと、カジュアルウォーターである。ルールブック的にいえば、ウォーター・ハザード以外のコース上で、プレーヤーがスタンスを取る前やスタンスを取った後にみられる一時的な水溜り、ということか。 ここにボー...

18ホールは、概ねショートホール×4、ミドルホール×10、ロングホール×4から成る。

なぜ18ホールなのか、なぜミドル18ホールでなくショートとロングを混ぜたのか、なぜショート、ミドル、ロング均等に6ホールづつではないのか、こんなことを考えているだけでも面白い。ゴルフは、不可解、不可思議、ミステリアス。

ゴルフ発祥のスコットランド地方は、極寒。当時ゴルファーは、寒さしのぎにスコッチウィスキーを持参して、ゴルフを楽しんでいたらしい。ホール終了ごとにキャップでチビチビ飲みながらのプレーで、寒さをしのいでいたという。そして18ホール終了後の一杯で、持参したウィスキーボトルが空に。だからゴルフは18ホールがちょうどいい。

これがはたして本当に、ゴルフ18ホールの起源かどうかは定かではないが、ちょっとお洒落な話ではないか。蛇足ではあるが、ウイスキーの1杯も、ゴルフの1打も同じ「ワンショット」

ショート、ミドル、そしてロング

by on 木曜日, 3月 23, 2017
18ホールは、概ねショートホール×4、ミドルホール×10、ロングホール×4から成る。 なぜ18ホールなのか、なぜミドル18ホールでなくショートとロングを混ぜたのか、なぜショート、ミドル、ロング均等に6ホールづつではないのか、こんなことを考えているだけでも面白い。ゴルフは...

ゴルフ以外のスポーツでは、ゲームでのいろいろな局面をジャッジする審判、ちなみに野球では球審、塁審、線審を、サッカーでは主審、線審を配する。格闘技ではレフェリー、相撲は行司など。

本来あらゆるスポーツは、第三者のジャッジなくして競技は成り立たないものである。確かにゴルフも公式競技では、審判員、マーカーという存在はあるものの、これらは何かルール上に問題が発生した場合の裁定役、スコア記録役に過ぎない。

ゴルフというボールゲームは、自己判断、自己申告、審判不在で成り立つ稀有なスポーツであり、そのためプレーヤー自身が厳格な審判員でなければ成り立たない。ここにゴルフゲームの真髄がある。自分で自分の行為を申告し、その行為に見合ったペナルティを自分で課し、スコアカードに自分で正しい数字を記入する。

スコアは多く間違えてもいいが、間違っても過少申告はいけない。競技であれば、失格に。これができない人は、いずれ誰にも相手にされなくなる。コースにいられなくなる。


プレーヤーは厳格な審判員

by on 木曜日, 3月 23, 2017
ゴルフ以外のスポーツでは、ゲームでのいろいろな局面をジャッジする審判、ちなみに野球では球審、塁審、線審を、サッカーでは主審、線審を配する。格闘技ではレフェリー、相撲は行司など。 本来あらゆるスポーツは、第三者のジャッジなくして競技は成り立たないものである。確かにゴルフも...
『ルールブック』とは、ゴルフに関するエチケット・マナーと実際のプレー局面での具体的な処し方が記載された本をいう。そしてこのルールブックの特徴は、その第一章がエチケット・マナーであること。

時間や約束の厳守、安全、 時間など周りへの配慮、コースの保護などからなるエチケット・マナー。これは ゴルフというボールゲームの特性を理解すれば、人並みの品性がありさえすれば、何とかなる。エチケット・マナーは、覚えるものではなく、おのずと身についていくものでなくてはならない。

スコアシングルになるには相当の時間がかかるだろうが、エチケット・マナーシングルになるには時間を要しない。なぜなら、それはプレーヤーの心構え次第だからである。

ゴルフは、審判のいない自己申告で成り立つゲーム。セルフジャッジであるがゆえ、ルールはその人の心の中に流れる。それゆえ、ゴルフルールの第一章は、エチケット・マナーでなくてはならなかったのだろう。


る ルールブック その第一章に エチケット・マナー

by on 木曜日, 3月 23, 2017
『ルールブック』とは、ゴルフに関するエチケット・マナーと実際のプレー局面での具体的な処し方が記載された本をいう。そしてこのルールブックの特徴は、その第一章がエチケット・マナーであること。 時間や約束の厳守、安全、 時間など周りへの配慮、コースの保護などからなるエチケット・マナ...
『ワッグル』とは、ボールの後方から打球方向を確認する、アドレスに入る、グリップし、スタンスをとるなどの一連の流れの後、バックスイングを開始する前にある動作をいう。

クラブを小刻みに動かす動作で、人それぞれのタイミング、リズムそして回数がある。「なくて七癖」というが、ワッグルはほとんどしない人もいれば、十数回繰り返す人もいる。

但しこのワッグル、ただの癖とは片づけられないほど、その効用は大きい。バックスイング始動前のワッグルを含むルーティーンの一連の流れがスムーズであれば、バックスウィングはスムーズになる。

ワッグルは、離陸前の滑走路での助走のようなもの、いい離陸をするための準備であり、いいスイングをするための準備動作。これにより心身のリラックスが得られ、再現性の高い、安定したスイングが得られる。

ゴルフは、確率のゲームであり、そのスイングには高い再現性が求められることから、他のスポーツ以上にこのルーティーンが重要視される。





わ ワッグルで 心と身体を 解きほぐす

by on 木曜日, 3月 23, 2017
『ワッグル』とは、ボールの後方から打球方向を確認する、アドレスに入る、グリップし、スタンスをとるなどの一連の流れの後、バックスイングを開始する前にある動作をいう。 クラブを小刻みに動かす動作で、人それぞれのタイミング、リズムそして回数がある。「なくて七癖」というが、ワッグルは...
『カップ径』とは、カップの直径のこと。カップとは、グリーン上の穴、ホールとも呼ばれる。そのホールの直径は10㎝強。ボールの直径は4㎝強。カップ径が伸びたり縮んだりすることはあり得ない。同様にボール径も大きくなったり小さくなったりすることもない。どのような状況でも、ボール2個分の大きさがカップには確保されている。

しかし、それはあくまでも物理的にである。ここに心理的要因が入ってくると事情が変わってくる。その日の調子の良し悪しで、さまざまな場面で、感じ方、見え方は違ってくる。

プロであれば、優勝争いの中でのパット、アマチュアであれば、パーパット、滅多にないバーディパット、ベストスコアがかかったパット。こんな時の精神状態では、ボール2個分の大きさがカップに確保されているとは、とても思えなくなる、見えなくなる。

大事なパットになればなるほど、ボールは大きく、カップは小さく見える。時にカップとボールが同じ大きさに見えてしまうことも。これでは、入りようがない。パットは心理戦、だからゴルフは面白い。

か カップ径 パットの調子で 伸び縮み

by on 木曜日, 3月 23, 2017
『カップ径』とは、カップの直径のこと。カップとは、グリーン上の穴、ホールとも呼ばれる。そのホールの直径は10㎝強。ボールの直径は4㎝強。カップ径が伸びたり縮んだりすることはあり得ない。同様にボール径も大きくなったり小さくなったりすることもない。どのような状況でも、ボール2個分の大...
『予備球』とは、ボールの紛失などに備えて、あらかじめ携帯しておくボールのことをいう。またOBやロストボールのおそれのある時に打っておく暫定球のことも、予備球という。

池ポチャし、新しいボールでプレーする時、いちいちキャディバッグまでボールを取りに行っていたのではプレーの進行を遅らせてしまう。こんなときには、時間的ロスを埋めるため、予備のボールの携帯をしておこう。

OB区域に打ち込んだ可能性、林、茂み、深いラフなどに打ち込み、ボールが見つかりそうにない可能性があるときには、打直しに戻る時間的ロスを埋めるために、予備のボールを暫定球として打っておこう。

これらはゴルフのエチケット・マナーの一つ、スロープレー対策に他ならない。スムーズなプレー進行のための手段である。なお、予備、暫定球の誤球を防ぐため、予備球には違う番号のボールを用意すべきである。


よ 予備球を 用意し撲滅 遅延プレー

by on 水曜日, 3月 22, 2017
『予備球』とは、ボールの紛失などに備えて、あらかじめ携帯しておくボールのことをいう。またOBやロストボールのおそれのある時に打っておく暫定球のことも、予備球という。 池ポチャし、新しいボールでプレーする時、いちいちキャディバッグまでボールを取りに行っていたのではプレーの進行を...

自分に対する過大評価、強欲は自滅への誘い水となる。ホールアウト後の反省会、なるべく「タラ・レバ」は少なくしたいものだが、ラウンドの度に多くのタラ・レバに出会う。

特に、ショットの成否によるもの以上に、あの時ああしておけばよかった、こうしておけばよかったなど、戦略の失敗、判断のミスを悔いるものが多いことに気付く。

ゴルファーは、自分を過大に評価しがちである。クラブの飛距離を過大評価するため、グリーンに乗らず、ショートする。そのたびに首をかしげる。「絵に描いた餅」の連続は、根拠のない過信の証し。たいていの人は、自分はもっと飛ぶ、もっと上手いと思っている。実はこれがスコアメイクを難しくする。ゴルフを難しくする。

 「ちょっとした見栄が、ゲームを台無しにする」 (プロゴルファー アーノルド・パーマー)



過大評価、強欲は自滅への誘い水

by on 水曜日, 3月 22, 2017
自分に対する過大評価、強欲は自滅への誘い水となる。ホールアウト後の反省会、なるべく「タラ・レバ」は少なくしたいものだが、ラウンドの度に多くのタラ・レバに出会う。 特に、ショットの成否によるもの以上に、あの時ああしておけばよかった、こうしておけばよかったなど、戦略の失敗、...

カジュアルウォーター、修理地、穴掘り動物の穴などにあるボールは、「異常な状態」に該当するため、無罰で救済される。

雨、雪などでコースにできた水たまり、これをカジュアルウォーターという。ここにボールが入ったとき、スタンスがここにかかるとき、この救済を受けることができる。

修理地とは、コース内の修理が必要とされているところをいい、青杭で標示されている。特別標示がなくとも、どこかに移す目的で一時的に積み上げられているものなどもこれに準ずる。

上のケースの救済方法は、ホールに近づかずに水たまり、修理地などを避けられ、かつボールにもっとも近いニアレストポイントをまず定め、そこからホールに近づかない1クラブ圏内にドロップする。というもの

但しこれらは、「・・・できる」 であることから、知らなければこの救済は受けられない。救済知らずは、自己責任である。


無罰ノーペナ 異常な状態

by on 水曜日, 3月 22, 2017
カジュアルウォーター、修理地、穴掘り動物の穴などにあるボールは、「異常な状態」に該当するため、無罰で救済される。 雨、雪などでコースにできた水たまり、これをカジュアルウォーターという。ここにボールが入ったとき、スタンスがここにかかるとき、この救済を受けることができる。 ...

ショートホール、ミドルホール、ロングホールは、和製英語。正しくは、それぞれパー3ホール、パー4ホール、パー5ホール。国内では、ショート、ミドル、ロングで通用するが、海外のコースでは、事情が変わってくる。

海外のコースで、200ヤードを超えるパー3ホールのティグラウンドに立ち、そこであなたが日本でプレーしている時のように、何気なく「このホールショートだね」と言うとする。あなたは、「ここはパー3ホールだね」と言ったつもりだろうが。この言い方だと海外では「ここは短いね」と言ったことになる。

海外でのショート、ミドル、ロングは、パーの数を言っているのではなく、単にそのホールが、短いか、長いかを言っているに過ぎない。そして200ヤードを超えるパー3ホールは、われわれアマチュアにとっては、決して短いホールではないはずだ。むしろ長く、難しいホールだ。

少しややこしいが、ご理解いただけただろうか。海外のコースで200ヤードを超えるパー3ホールのティグラウンドにあがったら、「ここはロングだね」と言うのが正しい。そして400ヤード後半のパー5ホールのティグラウンドにあがったら、「ここはショートだね」と言おう。

和製英語には気をつけろ

by on 水曜日, 3月 22, 2017
ショートホール、ミドルホール、ロングホールは、和製英語。正しくは、それぞれパー3ホール、パー4ホール、パー5ホール。国内では、ショート、ミドル、ロングで通用するが、海外のコースでは、事情が変わってくる。 海外のコースで、200ヤードを超えるパー3ホールのティグラウンドに...
『ダッファー』とは、初心者のこと。始めるに特別な腕力、脚力は必要ない。必要なのは一般的な瞬発力、ある程度の持久力、そして豊かな観察力と思考力。これがゴルフ。

スポーツをやらない人が始めるのに敷居は低いが、奥は深い。ゴルフをやらない人が思っている以上に難しく、ゲームを楽しめるようになるまでには、意外と時間がかかるのがゴルフ。いざ始めると、傘を持てば素振り、鏡があるとアドレス、スウィングチェック。

グリップ、スタンス、アドレスに始まり、テイクバック、トップ、ダウンスイング、インパクト、フィニッシュまでのゴルフ理論に翻弄され、技術でカバーすることをあきらめると、モデルチェンジしたクラブの進化に身を任せ、わずかなスコアアップに、多くの時間とコストを費やしていることも忘れがち。

一度このゲームにとりつかれると、次のゲームが待ちきれなくなる。ラウンドが終わるや次のラウンドの約束を取り付けておかないと不安になる。ラウンド間隔があくと不安に。まさに中毒、禁断症状。










た ダッファーが いずれ陥る ゴルフ中毒

by on 水曜日, 3月 22, 2017
『ダッファー』とは、初心者のこと。始めるに特別な腕力、脚力は必要ない。必要なのは一般的な瞬発力、ある程度の持久力、そして豊かな観察力と思考力。これがゴルフ。 スポーツをやらない人が始めるのに敷居は低いが、奥は深い。ゴルフをやらない人が思っている以上に難しく、ゲームを楽しめるよ...
『レギュラーティ』とは、一般男性が使うティグラウンドをいう。各ホールをスタートするとき、まず上がらなくてはならないのがティグラウンド。女性用レディースティは距離のハンディを補うため前方に、これに対し、後方に設定されているのが公式競技、プロのトーナメントなどで使われるバックティである。

 ティグラウンドで打つ最初のショットが、ティショット。打つ場所はどこでもいいわけではなく、ティマーカーで打席エリアの幅が指定されている。奥行きは、2クラブレングスおおよそクラブ2本分の長さ。エリア外からティショットを打つとペナルティが課せられる。

レギュラーティとバックティでは、同じホールでありながら、距離だけではなく、景色までも違う。いつかバックティからプレーしたいという気持ちがあれば、あなたのゴルフは発展途上。


れ レギュラーティ いつか立ちたい バックティ

by on 水曜日, 3月 22, 2017
『レギュラーティ』とは、一般男性が使うティグラウンドをいう。各ホールをスタートするとき、まず上がらなくてはならないのがティグラウンド。女性用レディースティは距離のハンディを補うため前方に、これに対し、後方に設定されているのが公式競技、プロのトーナメントなどで使われるバックティであ...
『ソール』とは、クラブへッドの底の部分の名称であり、アドレスでクラブのその部分を地面につけることをもいう。ここでいうのは、後者の行為。

ティグラウンド、スルーザグリーン、そしてグリーン上では、このソールはなんの問題もない。しかし、池や川などのウォーターハザードやバンカーなどハザードでは、このソールは禁止行為となる。ソールをしてしまうと2ペナルティが課せられる。

ハザード内でのもう一つの禁止行為が、ルースインペディメントの取り除き。このルースインペディメントは、ティグラウンド、スルーザグリーン、グリーン上では、無罰で取り除けるが、これをハザードでしてしまうと、同じく2ペナルティが課せられる。

ルースインペディメント、ゴルフをしない人には聞きなれないワード。ゴルフコース内に散在する、簡単に動かせて地面に固定されてないもの、生長していない自然物のこと。落葉、木の枝、石、動物のフン、ミミズ、虫類、その他類似のものなどなど。


そ ソールした そこはハザード ペナルティ

by on 水曜日, 3月 22, 2017
『ソール』とは、クラブへッドの底の部分の名称であり、アドレスでクラブのその部分を地面につけることをもいう。ここでいうのは、後者の行為。 ティグラウンド、スルーザグリーン、そしてグリーン上では、このソールはなんの問題もない。しかし、池や川などのウォーターハザードやバンカーなどハ...
ツーサムとは、2人でゴルフコースをラウンドすることをいう。2Bツーバッグも同じ意味。通常キャディ付きで運営しているゴルフ場では、4人でないと割増料金が発生することがあるので、ゴルフ場予約の際は、ツーサム保証かどうか、事前に確認しよう。

バブル期、ゴルフ場は土日祭日に限らず、平日も混んでいたので、なかなかツーサムでのラウンドはできなかった。割増料金なしでのツーサムは、あり得なかった。

バブル崩壊後、接待族がゴルフ場から退場し、ゴルフ場の様子は様変わりしてきた。最近はツーサムプレーOKのコースが、だいぶ増えてきたようで、リゾートコースには2人用乗用カートを用意しているコースまである。

カップルでラウンドをしたいというニーズも、ツーサムプレー促進に拍車をかける。ゴルフはプレーヤーの人柄を公表するゲーム。コミュニケーションツール、ビジネスツールというだけでなく、ゴルフは最強の婚活ツールでもある。


つ ツーサムで カップインから ゴールイン

by on 水曜日, 3月 22, 2017
『 ツーサム 』 とは、2人でゴルフコースをラウンドすることをいう。2Bツーバッグも同じ意味。通常キャディ付きで運営しているゴルフ場では、4人でないと割増料金が発生することがあるので、ゴルフ場予約の際は、ツーサム保証かどうか、事前に確認しよう。 バブル期、ゴルフ場は土日祭日に...
『ネット』とは、18ホールトータルの実打数グロスから、ハンディキャップHCを差し引いた、修正打数をいう。このネットで競われるゲームシステム は、他のスポーツには見られない。

逆立しても勝てない相手に一矢を報いることができるゲームシステム、これがネットで戦うハンディ戦。これは、このハンディキャップを取り入れることによって、腕前の違う多くのゴルファーが、一緒にゴルフを楽しめる。老いも若きも、男も女も、上手も下手もである。

しかし、ハンディ戦とはいうものの、このハンディも青天井ではない。コンペなどでは上限を36とすることが多い。そのため実際に優勝に手が届くのは、ダブルボギーペースのグロス108辺りまでか。

HCのシステムは、囲碁や将棋などに見られる。囲碁では、弱いものがゲーム開始前に、腕前の差に応じ石を何目か盤上に置く。将棋で言うと、角落ち、飛車落ち、飛車角落ちなどがこれに当たる。ゴルフは紛れもなくスポーツであるが、このHCを取り入れることによりボールゲームとなる。


ね ネットなら 何とかなりそう この勝負

by on 水曜日, 3月 22, 2017
『ネット』とは、18ホールトータルの実打数グロスから、ハンディキャップHCを差し引いた、修正打数をいう。このネットで競われるゲームシステム は、他のスポーツには見られない。 逆立しても勝てない相手に一矢を報いることができるゲームシステム、これがネットで戦うハンディ戦。これは、...
『ナイスショット』とは、言うまでもなく、いいショットのこと。そして、それに対する称賛の文句。グッドショット。さらにはファイン、ビューティフルなども使われる。

ゴルフスウィングは高い再現性を求められるが、打つボールのある状態、状況には再現性はないといっていい、毎回のように違う。だからコースでは、練習場のようなナイスショットは続かない。ナイスショットが続けば、ゴルフが楽になるというのは間違いないが、ナイスショットの集まりがベストスコアだとは限らない。これがゴルフの面白いところ。

ドライバーの調子の良い日、悪い日、アイアンの調子の良い日、悪い日、寄せの調子の良い日、悪い日、パットの調子の良い日、悪い日、その日のラウンドは、そのいろんな組み合わせから成る。

何かが良ければ、何かが悪いのがゴルフ。ドライバーが良い日はアイアンが悪い、アイアンが良い日はドライバーが悪い。どちらも悪い日はあるが、どちらも良い日にはなかなかお目にかかれないものだ。


な ナイスショット 続かないのが ゴルフかな

by on 水曜日, 3月 22, 2017
『ナイスショット』とは、言うまでもなく、いいショットのこと。そして、それに対する称賛の文句。グッドショット。さらにはファイン、ビューティフルなども使われる。 ゴルフスウィングは高い再現性を求められるが、打つボールのある状態、状況には再現性はないといっていい、毎回のように違う。...
『ライ』とは、スタンスをとる足場、ボールの置かれている芝の状態などをいう。ゴルフで唯一、自分で打つ場所を決められるのは、ティグラウンドのティショットだけ。2打目以降は、ボールが止まった場所から、止まった状態でプレーしていく。ライの良し悪しは、ショットの成否を左右する。

 コースのスルーザグリーンには、プレーヤーに優しい平坦な場所はなかなかない。左足下がりダウンヒルライ、左足上がりアップヒルライ、つま先下がり、つま先上がりなど様々な傾斜が用意されている。

レッスン書には、左足上がり、左足下がり、つま先上がり、つま先下がりなど足場の傾斜、フェアウェイ、ラフ、深いラフなど芝の状態に応じた打ち方などが事細かく解説されている。

しかし、なかなかレッスン書の通りにはいかない。読んで理解するは易し、行うは難しである。この「言うは易し 行うは難し」感は、ゴルファーの誰もが実感、経験する。


ら ライ別の 打ち方はある 打てぬだけ

by on 水曜日, 3月 22, 2017
『ライ』とは、スタンスをとる足場、ボールの置かれている芝の状態などをいう。ゴルフで唯一、自分で打つ場所を決められるのは、ティグラウンドのティショットだけ。2打目以降は、ボールが止まった場所から、止まった状態でプレーしていく。ライの良し悪しは、ショットの成否を左右する。  コー...
『ムービング』とは、他のスポーツでは聞きなれない言葉ではあるが、TVのゴルフ中継の中ではよく聞くワードである。2日目の放送終了間際「明日はムービングサタデー、お楽しみに」といった具合に使われる。トーナメント3日目の土曜日を表す。

3日目、決勝ラウンド初日ともなれば、 予選落ちの心配はなくなり 、下位のプレーヤーも守りのゴルフから、攻めのゴルフに転じる。上位下位みんながスコア、順位を上げようと動きだす。

その結果、思惑通り順位を上げるプレーヤーもいれば、積極策が裏目に出て、順位を大きく落とすプレーヤーも出てくる。順位は、上にも下にも大きく動く。だからムービングサタデー。トーナメントは、3日目が面白い。

同じコースで、同じプレーヤーがやるゲームではあるが、トーナメントの予選ラウンド2日目と決勝ラウンド3日目とではプレーヤーの心理、精神状態が変わる、何かが違う。そんな心理戦もゴルフの面白さの一つだと思う。


む ムービング スコア動く 3日目に

by on 水曜日, 3月 22, 2017
『ムービング』とは、他のスポーツでは聞きなれない言葉ではあるが、TVのゴルフ中継の中ではよく聞くワードである。2日目の放送終了間際「明日はムービングサタデー、お楽しみに」といった具合に使われる。トーナメント3日目の土曜日を表す。 3日目、決勝ラウンド初日ともなれば、 予選落ち...
『ウェッジ』とは、グリーンに乗せる、カップに寄せるなどショートゲームに使用されるクラブ。代表的なものに、Pピッチング、PSピッチングサンド、Sサンドなどがある。

私がゴルフを始めた頃、キャディバッグには、PWとSWがスタンダードであったが、今では3本以上のウェッジ系クラブを忍ばせている人も少なくない。 特に上級者ほど、このセッティングに注力する。

ゴルフとは、できるだけ少ない打数でカップにボールを入れるスポーツだが、その目的は忘れられがちだ。つい派手なドライバーショットの飛距離に、ゴルファーは心を奪われる。

確かにビッグドライブは豪快で、その飛距離はアドバンテージであるが、スコアをまとめていくには、ショートゲーム、とりわけグリーン周りのアプローチ、グリーン上でのパッティングの腕を磨くに限る。 スコア、ゴルフを作るのは小技である。


う ウェッジ上手 さえる小技で スコアメイク

by on 水曜日, 3月 22, 2017
『ウェッジ』とは、グリーンに乗せる、カップに寄せるなどショートゲームに使用されるクラブ。代表的なものに、Pピッチング、PSピッチングサンド、Sサンドなどがある。 私がゴルフを始めた頃、キャディバッグには、PWとSWがスタンダードであったが、今では3本以上のウェッジ系クラブを忍...
『ウォーターハザード』とは、コース内の池、川、排水溝、水路など水域をいい、黄色の杭または線で区域が示される。他にもウォーターハザードの一類型で、赤色の杭または線で区域が示されるものがある。これをラテラルウォーターハザードという。

ウォーターハザード、ラテラルウォーターハザードなど水場にボールを打ち込んでしまうことをゴルファーは「池ポチャ」と呼ぶ。ここに打ち込んだら、あれこれ考えず、大人しく救済を受けよう。ペナルティを払って、次打に向かおう。ここは安全第一。ゴルフは確率のゲームである。

果敢なチャレンジと無謀なチャレンジは、まったくの別物。たしかに、バンカー内のボール同様、ウォーターハザード内のボールもそのまま打つことはできる。しかし、林の中、バンカーの中、ディボットの中、ラフ、そしてフェアウェイでさえもミスショットを繰り返す者が、どうしてあの水の中のボールを上手く打てようか。

このチャレンジ、勇気ではなく、無謀なもの。そんなリスクは背負ってはならない。事故の元である。


う ウォーターハザード 無謀なチャレンジ 事故の元

by on 水曜日, 3月 22, 2017
『ウォーターハザード』とは、コース内の池、川、排水溝、水路など水域をいい、黄色の杭または線で区域が示される。他にもウォーターハザードの一類型で、赤色の杭または線で区域が示されるものがある。これをラテラルウォーターハザードという。 ウォーターハザード、ラテラルウォーターハザード...
『ノーチャンス』とは、そこにいってしまうとパーを取れるチャンスはない、ピンに寄せられるチャンスはないなど、ピンチとなる場所、状況を指すワード。TVでゴルフトーナメント中継を見ていると、解説者、ラウンドレポーターがよく使用する。

グリーン周りの深く切り立ったバンカーに飛び込んだボール、グリーンサイドの深いラフにはまったボール、グリーン奥にこぼれ急斜面に止まったボール、受けグリーンのピン奥で強い下りのラインを残したボールなど、これらボールにチャンスはない。ピンチは、グリーンとその周辺に散在する。

アマチュアは、特にバンカーに難儀する。次打も同じバンカーで打つことは珍しくない。

最後に、有名なエピソードを一つ。1978年セントアンドリュースで開催された全英オープンの第3ラウンド。16番までトップタイで来ていた中嶋常幸が、17番でグリーン手前のバンカーから脱出するのに4打を要し、パー4で9打を叩いた。これで優勝戦線から脱落した。以来このバンカー「トミーズバンカー」と呼ばれることになる。このバンカー、ノーチャンス。


の ノーチャンス 入れてはならない あのバンカー

by on 水曜日, 3月 22, 2017
『ノーチャンス』とは、そこにいってしまうとパーを取れるチャンスはない、ピンに寄せられるチャンスはないなど、ピンチとなる場所、状況を指すワード。TVでゴルフトーナメント中継を見ていると、解説者、ラウンドレポーターがよく使用する。 グリーン周りの深く切り立ったバンカーに飛び込んだ...

障害物には、コース内の人工物、空き缶、たばこの吸い殻、バンカーならしなどの「動かせる障害物」とカート道、スプリンクラー、支柱などの「動かせない障害物」とがある。

動かせない障害物の救済方法は、ホールに近づかずに動かせない障害物を避けられ、かつボールにもっとも近いニアレストポイントをまず定め、そこからホールに近づかない1クラブ圏内にドロップするというもの。

動かせる障害物は、コースのどこにあっても取り除ける。なお取り除くときは、ボールが動かないよう、マークしてから取り除こう。

これらも「異常な状態」同様、救済知らずは自己責任である。


無罰ノーペナ 障害物

by on 火曜日, 3月 21, 2017
障害物には、コース内の人工物、空き缶、たばこの吸い殻、バンカーならしなどの「動かせる障害物」とカート道、スプリンクラー、支柱などの「動かせない障害物」とがある。 動かせない障害物の救済方法は、ホールに近づかずに動かせない障害物を避けられ、かつボールにもっとも近いニアレス...
『OB』とは、アウトオブバウンズの略で、白杭、白線などで表示されたプレー禁止区域をいう。ここに打ち込むと、元の位置に戻り、1ペナを加え、打ち直すことになる。

スムーズなゲーム進行のためには、OBの可能性のある時は同伴競技者などに宣言した上で暫定球を打っておくべきである。紛失球(ロストボール)の可能性のある場合も、同様である。

不思議なもので、打ち下ろしのティーグラウンドの眼下に広がる池、100ヤードも打てば楽に越えられる池、何の問題もないはずが得てしてボールは入水自殺。特にビギナークラスに多発する。

「蛇ににらまれた蛙」ならぬ、OB、池、バンカーににらまれたビギナーである。 OB、池、バンカーは、ゴルフ場がプレーヤーに用意したハザード。


お OBを 避ける意識が 球運ぶ

by on 火曜日, 3月 21, 2017
『OB』とは、アウトオブバウンズの略で、白杭、白線などで表示されたプレー禁止区域をいう。ここに打ち込むと、元の位置に戻り、1ペナを加え、打ち直すことになる。 スムーズなゲーム進行のためには、OBの可能性のある時は同伴競技者などに宣言した上で暫定球を打っておくべきである。紛失球...
『OK』とは、マッチプレーで同伴者の同意のもと、パットの省略が認められることをいい、その時同伴者が発する言葉がオッケーである。正しくは、コンシードという。

ストロークプレーでは、このオッケーはない。ストロークプレーでは、どんな短いパットでも、必ずカップインさせなければならない。カップインしないと、次のホールには進めない。

もしストロークプレーの公式競技で、オッケーと声をかけられ球を拾い上げてしまったら、大変なことになる。気付いてリプレースし再プレイしたとしても、ペナルティが課せられる。もしカップインせずに次のホールでプレイを始めてしまうと、失格となってしまうことにも。

しかしこれは仲間内のゴルフや社内コンペなどプライベートコンペでは、全く問題にはならない。スピードアップのため、渋滞緩和のため、オッケーは多用される。

お OKで 球を拾うは マッチプレー

by on 火曜日, 3月 21, 2017
『OK』とは、マッチプレーで同伴者の同意のもと、パットの省略が認められることをいい、その時同伴者が発する言葉がオッケーである。正しくは、コンシードという。 ストロークプレーでは、このオッケーはない。ストロークプレーでは、どんな短いパットでも、必ずカップインさせなければならない...
『グリーン』とは、各ホールを終えるとき、上がるところ。正式には、パッティンググリーンと呼ぶ。ちなみに、始めに上がるところは、ティグラウンド。

グリーンにたどり着くまでのティショット、セカンドショット、サードショット、そしてアプローチ、バンカーショットは、ゴルフの序章にすぎない。ゴルフの主戦場は、パッティンググリーン。ここでの1打差は、1ラウンドで18打差になり、ここでの2打差は、1ラウンドで36打差になる。

どんなすごい飛距離のドライバーショットも、どんなキレのいいアイアンショットも、どんなテクニカルなアプローチ、バンカーショットも、そのホールの締めくくりであるパッティングの失敗一つで台無しになる。逆にどんなミスショットの連続でも、ロングパット、難しいラインを読み切ったパットの成功で、帳消しになることにも。

ゴルフの「上がってなんぼ」は、人生の「終わり良ければすべてよし」に似ている。


く グリーン上 ここで差がつく 主戦場

by on 火曜日, 3月 21, 2017
『グリーン』とは、各ホールを終えるとき、上がるところ。正式には、パッティンググリーンと呼ぶ。ちなみに、始めに上がるところは、ティグラウンド。 グリーンにたどり着くまでのティショット、セカンドショット、サードショット、そしてアプローチ、バンカーショットは、ゴルフの序章にすぎない...

何年もの間共に仕事をするよりも、その日1日18ホールを共にゴルフをして過ごす方が、その人間をよく知ることができるという話がある。

ゴルフには、その人のひととなりを知り得るたくさんの要素が入っている。挨拶、時間の厳守、周りへの気配り、コースの保護などエチット・マナーは、ゴルファーである前に、人としてなすべきことを教えてくれる。

スコアの良し悪しは別として、一緒にプレーしていてとても気持ちのいいゴルファーがいるのに対して、周りの人たちを不快にしてしまうゴルファーもいる。どうせ、好きなゴルフを楽しむのなら、「彼とのラウンドは愉しい」「彼とのラウンドでは時の経つのも忘れてしまう」「また彼とラウンドしたい」と言われたいものだ。

「ゴルフというボールゲームは、
                   自分の人柄を公表するゲームだ」    (全米ゴルフ協会創立者 チャールズ・マクドナルド)


人柄を公表するゲーム

by on 火曜日, 3月 21, 2017
何年もの間共に仕事をするよりも、その日1日18ホールを共にゴルフをして過ごす方が、その人間をよく知ることができるという話がある。 ゴルフには、その人のひととなりを知り得るたくさんの要素が入っている。挨拶、時間の厳守、周りへの気配り、コースの保護などエチット・マナーは、ゴ...
『グランドスラム』という用語は、1930年にアマチュアゴルファーのボビー・ジョーンズ(米国、当時28才)が、当時の4大タイトルである全英アマ、全英オープン、全米アマ、全米オープン全てに勝利したとき、初めて使われたらしい。

ちなみに、現在の4大メジャータイトルは、全英オープン(1860年)、全米オープン(1895年)、全米プロ(1916年)、マスターズ(1934年)である。1年間に4大メジャー全てに勝利することを、年間グランドスラムという。4大メジャーが現在の形になってから、年間グランドスラムを達成した人は、誰もいない。

これに対し複数年で4大メジャータイトルを勝利することをキャリアグランドスラムという。キャリアグランドスラム達成者は、ジーン・サラゼン(米)、ベン・ホーガン(米)、ゲーリー・プレーヤー(南ア)、ジャック・ニクラウス(米)、そしてタイガー・ウッズ(米)だけ。


く グランドスラム 4大メジャー 全制覇 

by on 火曜日, 3月 21, 2017
『グランドスラム』という用語は、1930年にアマチュアゴルファーのボビー・ジョーンズ(米国、当時28才)が、当時の4大タイトルである全英アマ、全英オープン、全米アマ、全米オープン全てに勝利したとき、初めて使われたらしい。 ちなみに、現在の4大メジャータイトルは、全英オープン(...

各ホールは、ティショットを放つティグラウンドとスルーザグリーン(フェアウェイ、ラフ、ホールをセパレートする林)とパットをするパッティンググリーンの三つで構成されている。

ホールによっては、バンカー砂場とウォーターハザード水場が配されている。あわせてハザードという。この見た目にはきれいだがプレーする者にとっては邪魔で、厄介なものを、ハザードという。

子供たちは砂遊び、水遊びが大好き。ちょっと危ない所が好き。そんな子供の遊び場のようなところをコースのあちこちに配し、ゲーム性を高めているゴルフ、どこか遊び心があって面白い。

ティショットで届きそうな辺り、グリーンを狙ったときに飛び込みそう、転がり込みそうな辺り、そんな絶妙な位置に配されているのがハザード。障害物を越えることが競技の目的ではないゴルフ。ハザードを一気に越えるのもゴルフ、刻んで進むのもゴルフ、迂回するのもゴルフ。

ハザードのある風景。古くスコットランドのゴルフコースに見られたハザードは、わざわざ造ったものではなく、もともとあった、自然発生的にできたくぼ地や池・小川をそのまま利用していたものだったらしい。

「このゲームは海と陸の接点から始まった。
     ゆえに水と砂はゴルフの道連れ、むしろ歓迎すべき話である」
             (スコットランドの天才コース設計家 ドナルド・ロス)




ハザードのある風景

by on 火曜日, 3月 21, 2017
各ホールは、ティショットを放つティグラウンドとスルーザグリーン(フェアウェイ、ラフ、ホールをセパレートする林)とパットをするパッティンググリーンの三つで構成されている。 ホールによっては、バンカー砂場とウォーターハザード水場が配されている。あわせてハザードという。この見...

1926年全英オープン予選第2ラウンド、パー72でのボビー・ジョーンズの6アンダーの66というスコア。
     スコア66 = アウト33+イン33 = ショット33+パット33
このスコア、実に美しい。

   
美しいだけではなく、ショートホール、ミドルホール、ロングホールの各スコアには、ある特徴があった。「ショートはすべてパー。ロングはすべてバーディ。ミドルはパーとバーディ」であった。ここにショート、ミドル、ロングそれぞれの攻め方のヒントがありそうだ。

当然のことながら、アマチュアゴルファーはこのセオリーでゴルフはできないが、どうプレーすればいいかのヒントにはなる。つまり、「ショートは守り、ロングは攻め、ミドルは守る・攻めるなどメリハリを効かせる」は、我々がやるゴルフのヒントにもなる。ただスコア設定が変わるだけである。

ヒントは、このスコアにあり

by on 火曜日, 3月 21, 2017
1926年全英オープン予選第2ラウンド、パー72でのボビー・ジョーンズの6アンダーの66というスコア。      スコア66 = アウト33+イン33 = ショット33+パット33 このスコア、実に美しい。     美しいだけではなく、ショートホール、ミドルホール...

自分のボールには、誤球でのプレーを防ぐための目印、識別マークを付けておく。

ティグラウンドに上がるのは、ティショットをするプレーヤーだけ。ティグラウンドの周りでは、静かにする。

打ち込み禁止。危険回避、注意喚起のためには、恥ずかしがらずに、大きな声で「フォア―」と叫ぼう。

スロープレー禁止。予備球の準備、クラブ2~3本を持ってボール位置へ。いずれも有効な時短の手段だ。

コースを傷つけない。ターフを削り取ったディボット跡には、ターフを戻すか目土の砂を入れる。コースの保護、後続プレーヤーへの気配りは、プレーヤーのエチケット・マナーである。

バンカーでは、土手を崩さぬよう低い所から入り、ショット後は、サンド面をならしながら低い所から出る。

グリーン上のボールの落下によってできたグリーン面の凹み損傷、ボールマークは、グリーンフォークで直してから、立ち去る。

グリーン上でのスコアブック記入はNG、さっさとグリーンを離れる。

ゴルファーのちょっとした心がけ

by on 月曜日, 3月 20, 2017
自分のボールには、誤球でのプレーを防ぐための目印、識別マークを付けておく。 ティグラウンドに上がるのは、ティショットをするプレーヤーだけ。ティグラウンドの周りでは、静かにする。 打ち込み禁止。危険回避、注意喚起のためには、恥ずかしがらずに、大きな声で「フォア―」と叫...
『ヤード杭』とは、ヤーデージポストともいわれ、樹木や杭などでグリーンまでの残り距離を教えてくれる。ティグラウンドで、そのホールの距離表示がある以外、コースにはほとんど距離表示はない。

このヤード杭は、ミドルホールではグリーン手前150ヤード、100ヤードに、ロングホールではグリーン手前200ヤード、150ヤード、100ヤードに設けられてる。

一つ注意すべきは、その距離がグリーンのフロントエッジまでなのか、グリーンセンターまでなのか。これはスタート前に、キャディマスター室で確認しておきたい。

ヤード杭は、特にキャディさんのいないセルフプレーでは、大切な情報源である。先行パーティへの打ち込み、打球事故はあってはならない。


や ヤード杭 教えてくれる 残り距離

by on 月曜日, 3月 20, 2017
『ヤード杭』とは、ヤーデージポストともいわれ、樹木や杭などでグリーンまでの残り距離を教えてくれる。ティグラウンドで、そのホールの距離表示がある以外、コースにはほとんど距離表示はない。 このヤード杭は、ミドルホールではグリーン手前150ヤード、100ヤードに、ロングホールではグ...
『マッチプレー』とは、1ホール毎に勝敗を決めていき、対戦相手が追いつかないことが分かった時点で、非情にもゲームは打ち切られるというゲーム。そのため最短では、18ホール終了を待たず、10ホールで勝負がついてしまう。

 マッチプレーの1ホール毎のねじ伏せ感は、まるで格闘技である。そしてそこにはマッチプレーならではの駆け引きがある。「肉を斬らして骨を斬る」感は、マッチプレーならでは。ストロークプレーでは味わえない。

これに対し、ストロークプレーとは、ショット数とパット数とペナルティ数の計からなるホール毎のスコアを、ホールアウト後集計した数グロスで競われるゲームである。その18ホールのトータル打数が、1打でも少ないほうがいいというゲーム。現在は、ストロークプレーが主流である 。

同じ道具、同じコースを使ってするゴルフではあるが、ゲーム性を変えるとまったく違ったものになる。どちらが良い悪いではなく、どちらが面白い面白くないでもない。マッチプレーとストロークプレー、どちらもゴルフに違いない。


ま マッチプレー 肉を斬らせて 骨を断つ

by on 月曜日, 3月 20, 2017
『マッチプレー』とは、1ホール毎に勝敗を決めていき、対戦相手が追いつかないことが分かった時点で、非情にもゲームは打ち切られるというゲーム。そのため最短では、18ホール終了を待たず、10ホールで勝負がついてしまう。  マッチプレーの1ホール毎のねじ伏せ感は、まるで格闘技である。...
『ゲーム性』とは、それぞれのゲームがもつ、特性をいう。ゴルフは紛れもなくスポーツにカテゴライズされるが、そこに知的ゲーム性の高いという形容詞を付けると、より正しく伝わるのではないか。知的ゲーム性の高いスポーツ、ボールゲーム、それがゴルフ。

アマチュアゴルファーが、1ラウンド5時間弱でラウンドする時、実際にスイングに要する時間はせいぜい20~30分程度である。残り約4時間半は、五感を働かせながら歩き、情報を収集し、その情報を分析し、次打の行動指針を決定する時け ゲーム性 情報処理の 頭脳戦間である。

準備に9割の時間を割き、実際のスウィング、ストロークに使う時間は1割程度。使うのは、ある程度の腕力、人並みの脚力、そして豊かな観察力、深い思考力、強い精神力。ゴルフ、このボールゲーム、まさしくコンピューターの情報処理の如し。
 
    入力・分析(270分)+ 出力(30分)= ラウンド時間(300分)


け ゲーム性 情報処理の 頭脳戦

by on 月曜日, 3月 20, 2017
『ゲーム性』とは、それぞれのゲームがもつ、特性をいう。ゴルフは紛れもなくスポーツにカテゴライズされるが、そこに知的ゲーム性の高いという形容詞を付けると、より正しく伝わるのではないか。知的ゲーム性の高いスポーツ、ボールゲーム、それがゴルフ。 アマチュアゴルファーが、1ラウンド5...
『フォローウインド』とは、追い風のことをいう。ゴルフに 風はつきもの、無風状態で ショットが出来ることは むしろ 少ない。この風には風向きに応じた呼称があり、フォローウインドはその一つ。単にフォローともいい、これは和製英語で、正しくはテールウィンド。

逆に向かい風の和製英語は、アゲンストウィンド、アゲンストで、正しくはヘッドウィンド。ちなみに、横風を指す和製英語はないが、英語ではサイドウィンドという。なお、このホール「フォロってる」とか、「アゲてる」などといった和製英語の動詞的用法もある。

ティグラウンドでよく目にする光景がある。それは、たばこの煙、芝の切れ端を使っての風向きチェック。時に指をなめて風向きを診る人もいる。風は空のハザード、見えないハザードである。そのため、五感、煙、切れ端を使い、その影響を知ろうとするのがこの光景である。

雨、風を嫌うゴルファーは多く、特に風は、飛距離、スコアに大きな影響を及ぼす。その中で、ゴルファーの飛距離を手伝うフォローウィンドは、唯一ゴルファーの味方、恵みの風かも。



ふ フォローウィンド  飛距離手伝う 恵みの風

by on 月曜日, 3月 20, 2017
『フォローウインド』とは、追い風のことをいう。ゴルフに 風はつきもの、無風状態で ショットが出来ることは むしろ 少ない。この風には風向きに応じた呼称があり、フォローウインドはその一つ。単にフォローともいい、これは和製英語で、正しくはテールウィンド。 逆に向かい風の和製英語は...
『誤球』とは、インプレーのボール以外のボールを打つことをいう。もっとわかりやすく言えば、自分のボールと勘違いして他競技者のボールを打ってしまうことといえる。

ティショットからそのホールをホールアウトするまでのインプレーの間は、特別の場合を除き、同じボールでプレーしなければならない。違うボールを打ってしまうと、誤球でのプレーとなってしまう。

ちなみに、特別の場合とは暫定球のように、規則で認められた第2球でのプレーなどをいう。誤球をしないため、面倒臭がらずに識別マークをつけることは、同伴競技者に対するエチケットともいえる。同伴パーティーの中で、同メーカーのボールを使っている人も少なくない。

誤球した場合は、2ペナルティが課せられ、改めて正球をプレーしなければならない。同様に、誤所からのプレーも2ペナルティが課せられる。

こ 誤球には 重い罰則 ご用心

by on 月曜日, 3月 20, 2017
『誤球』とは、インプレーのボール以外のボールを打つことをいう。もっとわかりやすく言えば、自分のボールと勘違いして他競技者のボールを打ってしまうことといえる。 ティショットからそのホールをホールアウトするまでのインプレーの間は、特別の場合を除き、同じボールでプレーしなければなら...

自然がプレーヤーにかけるプレッシャーの一つに、雨、風などの空のハザードがある。快晴、無風下ではなんでもないコースも、 ひとたび天気が荒れ模様になると手が付けられないコースへと変貌する。

私が経験した悪条件トップ3、いやワースト3は、那須の雨台風、笠間の風台風、そして箱根の霧の中でのゴルフ。いずれもクローズになってもおかしくなかった。コンペでなければ、Uターンして帰っていたと思う。コース一面カジュアルウォーターでは、ゴルフにならない、スコアにならない。

われわれは、日進月歩の科学技術の恩恵にあずかり、ともすれば人は自然をも操れる、征服できるものと勘違いしている。がしかし、 雨風の強い日のゴルフは、人が自然に対し無力であることを思い出させてくれる。

時には強風、暴風の中でのゴルフで、風に勝負を挑み、風に翻弄され、風に玉砕されるのもいいだろう。



空のハザード

by on 月曜日, 3月 20, 2017
自然がプレーヤーにかけるプレッシャーの一つに、雨、風などの空のハザードがある。快晴、無風下ではなんでもないコースも、 ひとたび天気が荒れ模様になると手が付けられないコースへと変貌する。 私が経験した悪条件トップ3、いやワースト3は、那須の雨台風、笠間の風台風、そして箱根...

ゴルフは算盤どおりにならないのは百も承知であるが、闇雲にクラブを振り回し、長年100を切れないでいるのなら、一度試してみる価値はあると思う。

それは、ボビー・ジョーンズの出して見せたスコアからのメッセージの実践。「ショートは守り、ロングは攻め、ミドルは守る・攻めるなどメリハリを効かせる」という彼のメッセージは、我々がやるゴルフのヒントにもなる。

ただスコア設定が変わるだけである。たとえばボギーペースのラウンド90を目指すのであれば、ショートはボギー、ロングはパー、ミドルはボギー、ダブルボギーでも良しといった感じだろうか。

当然このとおりにはいかないのがゴルフではあるが、多少の凸凹は18ホールのなかで、均していけばいい。試してみる価値は、十分あるだろう。これであなたも、アベレージゴルファーの仲間入り。


ボギーペース ラウンド90を目指すには

by on 月曜日, 3月 20, 2017
ゴルフは算盤どおりにならないのは百も承知であるが、闇雲にクラブを振り回し、長年100を切れないでいるのなら、一度試してみる価値はあると思う。 それは、ボビー・ジョーンズの出して見せたスコアからのメッセージの実践。「ショートは守り、ロングは攻め、ミドルは守る・攻めるなどメ...

ゴルフは「あるがまま」(PLAY THE BALL AS IT LIES)でゲームは進められていくことが、大原則であるが、それが難しいケースも多々ある。

ここでは、「異常なグラウンドの状態」「グラウンドにある障害物」以外で、ペナルティなしでゲームを進行させることができるケースをいくつか紹介していきたい。

カラスや犬などがボールをくわえていってしまったといったケース。これを追いかけていてはゲームにならない。ドロップにて、ゲーム再開。

ボールの亀裂、破損などでプレーに不適となってしまったボールの取替え。同伴者などに申告のうえボールをとり替え、リプレース。

自分のボールが識別できないケース。ボールを拾い上げ、必要最小限の範囲で泥、汚れを取り除き、確認後リプレース。


いずれもプレーヤーの責任でなく、不可抗力的なケースである。これらにペナルティを課していたのでは、プレーヤーはやってられない。


無罰ノーペナ 不可抗力

by on 月曜日, 3月 20, 2017
ゴルフは「あるがまま」(PLAY THE BALL AS IT LIES)でゲームは進められていくことが、大原則であるが、それが難しいケースも多々ある。 ここでは、「異常なグラウンドの状態」「グラウンドにある障害物」以外で、ペナルティなしでゲームを進行させることができる...


品格のともなっていない人は、残念ながらゴルフには不適当な人。あなたの周りに、まさかこんな人いませんよね。

歯を食いしばったフルスイングの空振りを素振りと言い張る人。スコアを何気なく、さり気なく、悪気なくごまかす人。マークのたびにボールをホールに器用に近づける人。林に打込んだ見つかるはずもないボールを、いとも容易く見つける人、しかもフェアウェイで。・・・などなど

紳士のスポーツといいながら、技術を磨くのではなく、ズルの腕を上げることに尽力するプレイヤーがいるとすれば、これはゴルファー 失格と言わざるを得ない。さっさと、ゴルフ場から立ち去っていただきたい。

勘違いしてはならないのは、ゴルフをする人に品格があるわけではなく、ゴルフ自体に品格があるということである。そのゴルフの品格を壊さないためにも、ゴルファーは心してラウンドすべきである。

「中に誠あれば 外に形(あらわ)る」である。常日頃からのエチケット・マナーが出るのが、ゴルフ。だからゴルフは面白くもあり、怖くもある。


ゴルフ場のNGな人

by on 日曜日, 3月 19, 2017
品格のともなっていない人は、残念ながらゴルフには不適当な人。あなたの周りに、まさかこんな人いませんよね。 歯を食いしばったフルスイングの空振りを素振りと言い張る人。スコアを何気なく、さり気なく、悪気なくごまかす人。マークのたびにボールをホールに器用に近づける人。林に...

OBとはアウトオブバウンズの略。白杭や白線で示されたプレーが禁止されている区域をいう。ここにボールに打ち込んだ場合は、元の場所に戻り、1ペナルティを課した上、打ち直すことになる。

打ったボールが見つからない、このボールのことをロストボール、あるいは紛失球という。OB同様、元の場所に戻り、1ペナルティを課した上、打ち直すことになる。

一打の罰とはいうものの、打った場所に戻って1打を足すことから、事実上2打に相当するダメージ。

なお、OBが予想される場合、、深いラフ、林、谷などに打ち込んでしまいボールの紛失が予想される場合などには、打ち直しに戻る時間の節約のために、暫定球を打っておこう。その際には、同伴競技者にその意思を宣言すべし。これがないと、暫定球とは見なされないので、注意を要す。


1打罰(1ペナ) OBとロストボール

by on 日曜日, 3月 19, 2017
OBとはアウトオブバウンズの略。白杭や白線で示されたプレーが禁止されている区域をいう。ここにボールに打ち込んだ場合は、元の場所に戻り、1ペナルティを課した上、打ち直すことになる。 打ったボールが見つからない、このボールのことをロストボール、あるいは紛失球という。OB同様...
『エージシュート』とは、自分の年齢と同じか、それ以下のスコアで、18ホールをホールアウトすることをいう。年齢を重ねることでのスコアメリットと体力低下によるフィジィカルデメリットの折り合いのついた時にしか、達成できない。

加齢によりスコアの許容範囲は1年に1打づつ広がるものの、体力の低下は年々加速する。この両者のバランスがとれたラウンドでのみ達成できるのがエージシュート。生涯スポーツであるゴルフを人生に例える人が多いが、このゴルフ人生の大きな勲章がエージシュート。

ゴルフの腕前が確かなだけでなく、心身共に健康で、元気な高齢者でなければ達成は難しい。偶然の産物、奇跡的な1ショット、出会い頭で手にするホーインワン、アルバトロスとは、明らかに意味合いが違う。エージシュートは、ゴルファーが「継続は力なり」で勝ち取る勲章。

ちなみに最年少記録は59才、最高齢記録は103才らしい。


え エージシュート ゴルフ人生 大勲章

by on 日曜日, 3月 19, 2017
『エージシュート』とは、自分の年齢と同じか、それ以下のスコアで、18ホールをホールアウトすることをいう。年齢を重ねることでのスコアメリットと体力低下によるフィジィカルデメリットの折り合いのついた時にしか、達成できない。 加齢によりスコアの許容範囲は1年に1打づつ広がるものの、...
『エクスプロージョン』とは、ボールを直接打たず、砂の爆発でボールをバンカーから脱出するバンカー特有のショット。バンカー脱出の代名詞。

できるなら、バンカーには入れたくはないと思うアマチュアゴルファーは多い。特に初心者にバンカーが苦手な人が多い。これは、つま先上がり、つま先下がり、左足上がり、左足下がりなど斜面からのショットに苦手意識を持つのと同じだと思う。

経験値、つまり慣れの問題か。アマチュアゴルファーのバンカーの練習量は決して多くないはず。下手をすると、ラウンドでしかバンカーに出会わない人も多いのでは。出たとこ勝負では、難しい。これは、バンカーショットが下手なのではなく、バンカーショットを知らないだけなのかも。

出典の記憶はないが、「ゴルフで一番簡単なのはバンカーショットだ」というような記事があった。「だって、ボールをクリーンに打たなくてもいいんだから。ダフればいいんだよ」と続いていた。目から鱗だった。




え エクスプロージョン バンカーは 爆発だ

by on 日曜日, 3月 19, 2017
『エクスプロージョン』とは、ボールを直接打たず、砂の爆発でボールをバンカーから脱出するバンカー特有のショット。バンカー脱出の代名詞。 できるなら、バンカーには入れたくはないと思うアマチュアゴルファーは多い。特に初心者にバンカーが苦手な人が多い。これは、つま先上がり、つま先下が...

ボビー・ジョーンズの出したスコアからのメッセージ、言い換えればホールマネージメントのヒント「ショートは守り、ロングは攻め、ミドルは守る・攻めるなどメリハリを効かせる」は、どのクラスのゴルファーにも有益だと思う。

但しこのホールマネージメント取扱い注意である。間違っても、見栄は張らないこと。ゴルファーは、もっと飛ぶ、もっと上手いと自分を過大評価しがちである。

設定は無理のない程度がいい。欲張らない方がいい。間違った設定は、百害あって一利なしである。自分を知ることは、ゴルフにおいても、人生においても大事である。

ダブルボギーペースのラウンド108を目指すのであれば、ショートはダブルボギー、ロングはボギー、ミドルはダブルボギー、トリプルボギーでも良しといったところか。            



ダブルボギーペース ラウンド108を目指すには

by on 日曜日, 3月 19, 2017
ボビー・ジョーンズの出したスコアからのメッセージ、言い換えればホールマネージメントのヒント「ショートは守り、ロングは攻め、ミドルは守る・攻めるなどメリハリを効かせる」は、どのクラスのゴルファーにも有益だと思う。 但しこのホールマネージメント取扱い注意である。間違っても、...
『ティショット』とは、各ホールティグラウンドからの一打目のショットをいう。1ラウンドで18回あるティショット、スチュエーションスは違えども、18回しっかり緊張してしまうのは、私だけではないはず。

特にスタートホールは緊張だけでなく、身体がほぐれていないために、ミスショットが多発することをプレーヤーは経験的に知っている。実際スタートホールのティショットの出来が、その日1日のゴルフを左右してしまうアマチュアは少なくないのだ。特にビギナーに多発。

しかし冷静に考えてみて欲しい、そのミスショットは1/18のティショットでしかない。スタートホールのティショットのミス一つで、ゲーム全てを投げ出してしまってはもったいない。ゴルフの「上がってなんぼ」は、「終わり良ければすべて良し」に通じる。

スタートホールのティショットミスを嘆き、最後まで引きずる人のなんと多いことか。どうせ嘆くなら、スタートホールのティショットミスではなく、ラストホールのスリーパットで嘆くべきだろう。


て  ティショット ミスを引きずる ビギナーは

by on 日曜日, 3月 19, 2017
『ティショット』とは、各ホールティグラウンドからの一打目のショットをいう。1ラウンドで18回あるティショット、スチュエーションスは違えども、18回しっかり緊張してしまうのは、私だけではないはず。 特にスタートホールは緊張だけでなく、身体がほぐれていないために、ミスショットが多...
『ディボット』とは、アイアンショットなどで、切り取られた芝ターフのこと。これによりできた穴は、ディボット跡という。コースの保護、後続プレーヤーへの気配りは、プレーヤーのエチケット・マナーである。コースはコースのものであり、プレーヤーのものではない。

借りているコースは、傷つけてはならない。ターフを削り取ったディボット跡には、ターフを戻すか目土の砂を入れる。 芝を傷つけてしまうことは仕方ないにしても、ターフを戻してやる、砂で目土をしてやるなどプレーヤーとしての責任は果たそうではないか。

ナイスショットしたティショットが止まった2打目地点、着いてみるとボールはディボット跡に。自分ががっかりすることを、人にしてはならない。「己の欲せざる所は 人に施すなかれ」である。

バンカーショットで荒らしたサンド面は、バンカーレーキでならしてから立ち去る、グリーン上のボールマークは、グリーンフォークで直してから立ち去る。なども、ディボットの修復同様、ゴルファーのマナー。

て ディボット跡 そのまま立ち去る 無法者

by on 日曜日, 3月 19, 2017
『ディボット』とは、アイアンショットなどで、切り取られた芝ターフのこと。これによりできた穴は、ディボット跡という。コースの保護、後続プレーヤーへの気配りは、プレーヤーのエチケット・マナーである。コースはコースのものであり、プレーヤーのものではない。 借りているコースは、傷つけ...


ウッドとは、ドライバー、スプーン、バフィなどティショットや距離のあるセカンド、サードショットに用いられるクラブの総称。

ヘッドの材質がパーシモン柿の木であった名残りから、今もそう呼ばれている。しかし近年ヘッドの材質の主流は、木に非ず。それでもウッドは「昔の名前で出ています」

ヘッドの材質は、パーシモンからメタル、そしてチタンへと変遷し、シャフトの材質は鉄からカーボンへ。ヘッドは大型化、シャフトは長尺化など試行錯誤を繰り返しながら、フルモデルチェンジからマイナーチェンジまで、メーカーは品質改良に余念がない。

ウッド、とりわけドライバーは飛ばすクラブ。だから、ブンブン振り回す。これが間違いのもと。ドライバーは飛ばすクラブにあらず、飛ぶクラブである。理屈はわかるが、ティグラウンドでドライバーを持つとこの理屈が頭から飛ぶ。そしてボールは飛ばない。誰か助けて ヘルプ ミー


ウッド   

by on 日曜日, 3月 19, 2017
ウッドとは、ドライバー、スプーン、バフィなどティショットや距離のあるセカンド、サードショットに用いられるクラブの総称。 ヘッドの材質がパーシモン柿の木であった名残りから、今もそう呼ばれている。しかし近年ヘッドの材質の主流は、木に非ず。それでもウッドは「昔の名前で出て...

ゴルフはスポーツでありながら、ボールゲームという呼称がフィットする。そのゲーム性は、囲碁、将棋とどこか似通っていて面白い。詰め碁、詰将棋は、ゴルフでいうアプローチ、パッティング練習のようだ。

囲碁の広い盤上での位置取りは、広大なコースで、打っていいエリア、打ってはいけないエリアを考え、攻めたり、守ったりしながら、コースを攻めていくゴルフに似ている。囲碁には陣地を獲りに攻める時あれば、陣地を守る時あり。飛ばすのもゴルフであるが、飛ばさないのもゴルフ。攻めるのもゴルフ、守るのもゴルフ。対局後の白黒模様はゴルフコースのレイアウト。         

金銀飛車角いろんな役割、能力を持つ駒を有効に使い敵陣、王将を攻める将棋は、14本のクラブを使って、飛ばし、寄せ、時に守りつつ、グリーン上のカップを攻めるゴルフに似ている。将棋を指す人に好きな駒、嫌いな駒があるように、ゴルファーにもそれぞれ得意なクラブ、苦手なクラブがある。            

囲碁、将棋は対局と呼ばれるように、戦う相手は目の前の一人。これはゴルフでいえば、マッチプレーに似ている。また、囲碁、将棋にある投了、ギブアップのシステムも、マッチプレー的である。ゴルフは、囲碁、将棋に似ているボールゲームだと言ってきたが、そのゴルフの中でも、マッチプレーに囲碁、将棋との共通点が多いことに気付く。


頭脳ゲーム

by on 土曜日, 3月 18, 2017
ゴルフはスポーツでありながら、ボールゲームという呼称がフィットする。そのゲーム性は、囲碁、将棋とどこか似通っていて面白い。詰め碁、詰将棋は、ゴルフでいうアプローチ、パッティング練習のようだ。 囲碁の広い盤上での位置取りは、広大なコースで、打っていいエリア、打ってはいけな...
『アウト』とは、18ホール中、前半の1~9番、9ホールの総称をいう。これは、going out の「out」からきており、フロントナインともいう。『イン』とは、後半の10~18番、9ホールの総称をいう。coming in の「in」からきており、バックナインともいう。

クラブハウスから「行ってきます」と出て行くアウト、クラブハウスに「ただいま」と戻って来るイン。1ラウンドは、この一往復、アウトとイン18ホールから成る。

この一往復、1ウェイタイプは、日本のコースには珍しい。日本のコースの多くは、朝「行ってきます」とスタートし、昼頃一度クラブハウスに「ただいま」と戻って来る。そこで食事、休憩をとり、指定された時間に再度「行ってきます」とスタートする。そして最終18番をホールアウトしたらクラブハウスに「ただいま」と戻って来る。日本では、この二往復、2ウェイタイプが主流。

そこには、二度の行ってきますと二度のただいまがある。


あ アウト・イン 行ってきますと ただいまと

by on 土曜日, 3月 18, 2017
『アウト』とは、18ホール中、前半の1~9番、9ホールの総称をいう。これは、going out の「out」からきており、フロントナインともいう。『イン』とは、後半の10~18番、9ホールの総称をいう。coming in の「in」からきており、バックナインともいう。 クラブ...
『アドレス』とは、ボールを打つために構えること。姿勢ポスチャー、足の位置スタンスを決め、クラブを接地ソールさせることでアドレスは完成する。

ゴルフが上手な人のアドレスを見ると、安定感があって、カッコ良く見える。実はこのアドレス、ナイスショットの肝であり、スイングはアドレスから始まっているのだ。

確かに、上手い人のアドレスはカッコ良く、変に力感もなく、自然であるのに対し、下手な人のアドレスは、棒立ちだったり、前傾が極端に深かったり、へっぴり腰だったりとカッコ悪く、リキみが伝わってくる。

アドレスが決まれば、ショットも決まる。ショットの成否はアドレス次第。と言っても過言ではないのだろう。だから、アドレスが変われば、腕前が、スコアが、ハンディキャップが変わる。


あ アドレスが 変われば変わる 腕前が 

by on 土曜日, 3月 18, 2017
『アドレス』とは、ボールを打つために構えること。姿勢ポスチャー、足の位置スタンスを決め、クラブを接地ソールさせることでアドレスは完成する。 ゴルフが上手な人のアドレスを見ると、安定感があって、カッコ良く見える。実はこのアドレス、ナイスショットの肝であり、スイングはアドレスか...

ゴルフ場におけるドレスコードは、ルールブックにはないエチケット・マナー。ドレスコードの和訳は、服装規定。堅苦しく聞こえるが、簡単に言えば、時、場所、場面に見合った、しかるべき服装ということになるだろう。

ゴルフは敷居が高いと若年層に敬遠される所以の一つが、古くから残る慣習、このドレスコードの存在のようだ。しかし、それぞれのスポーツにはそれぞれの 歴史があり、それなりの服装規定があるもの。

ゴルフ場来場時のジャケット着用は堅苦しい、半ズボン着用時のハイソックスには違和感があるなどには同調できないでもない。しかし、俺はTシャツ、ジーンズ、スニーカー派、競技じゃないんだからいいんじゃないとの主張には同調しかねる。

多少の窮屈さは受け入れて欲しい。それが、その時、その場所、その場面、T・P・Oにマッチした服装、ドレスコードというもの。


ドレスコードとは

by on 土曜日, 3月 18, 2017
ゴルフ場におけるドレスコードは、ルールブックにはないエチケット・マナー。ドレスコードの和訳は、服装規定。堅苦しく聞こえるが、簡単に言えば、時、場所、場面に見合った、しかるべき服装ということになるだろう。 ゴルフは敷居が高いと若年層に敬遠される所以の一つが、古くから残る慣...

アイアンとは、ヘッドが金属でできているクラブの総称。目的地にボールを運ぶ、グリーンに寄せる、乗せるクラブ。ゴルフバッグは、3I~9I、PW、SWと多くのアイアンクラブであふれている。

数字が小さいクラブほどフェースが立っていて、距離がでる。もっぱら芝にあるボールを打つクラブのため、無理にボールを上げようとしがちだが、ボールを上げるのはスイングではなく、クラブロフトである。

ピッチング、サンドなどウェッジ系のクラブは、100ヤード以内のショートゲームやバンカーショットで活躍する。私がゴルフを始めた頃は、ゴルフバッグにはPW、SWの2本が主流だった。

適度なスピンがかかるよう設計されたフェイスの溝、スコアライン、粘りと反発力に優れ、特に初心者が苦手なロングアイアンを打ち易くするよう設計されたカーボンシャフト、スウィートスポットを大きくし、多少のミスショットをカバー、初心者向けに設計されたキャビティヘッド。ドライバーに負けず、アイアンも改良がすすめられている。


アイアン

by on 土曜日, 3月 18, 2017
アイアンとは、ヘッドが金属でできているクラブの総称。目的地にボールを運ぶ、グリーンに寄せる、乗せるクラブ。ゴルフバッグは、3I~9I、PW、SWと多くのアイアンクラブであふれている。 数字が小さいクラブほどフェースが立っていて、距離がでる。もっぱら芝にあるボールを打つク...
『アンプレアブル』とは、そのままではプレーができない状態。ボールが木の根っこ、木の枝、茂みの中、大きな石の陰などに止まるなどして、プレー不可能と判断した時、宣言するのがアンプレアブル。

球がウォーターハザードの中にある時を除いて、コース上のどこでも宣言することができる。そしてアンプレアブルを宣言できるのは、プレーヤー自身だけ。これは、あるがままにプレーすることのできない、或いはプレーしたくないボールに対してペナルティを払い、ゲームを進行させる措置である。ルールとして認められているからには、これは賢く利用したい。

林の中でキンコンカン地獄に陥る前に、冷静にその適用を検討する価値は十分にある。払うペナルティは1打。元の打球位置に戻るか、ホールとボールを結んだ後方にドロップするか、ボールから2クラブレングス以内でホールに近づかない位置にドロップするか。

この三者択一、この2番目の処し方を知らなかったため、折角ペナルティを払いながら、次打をまだ林の中から打っている人もいる。どうせ知るなら、正しく知るほうがお得である。



あ アンプレアブル 宣言できるは 自分だけ

by on 土曜日, 3月 18, 2017
『アンプレアブル』とは、そのままではプレーができない状態。ボールが木の根っこ、木の枝、茂みの中、大きな石の陰などに止まるなどして、プレー不可能と判断した時、宣言するのがアンプレアブル。 球がウォーターハザードの中にある時を除いて、コース上のどこでも宣言することができる。そして...


ボールが木の根っこ、茂みの中、大きな石の陰などに止まるなどして、プレー不可能「手も足も出ない」と判断した時、宣言するのがアンプレアブル。これは、あるがままにプレーすることのできない、或いはプレーしたくないボールに対してペナルティを払い、ゲームを進行させる措置である。

球がウォーターハザードの中にある時を除いて、コース上のどこでも宣言することができる。そしてアンプレアブルを宣言できるのは、プレーヤー自身だけ。払うペナルティは1打。ルールとして認められているからには、これは賢く利用したい。

元の打球位置に戻るか、ホールとボールを結んだ後方にドロップするか、ボールから2クラブレングス以内でホールに近づかない位置にドロップするか、処し方はこの三者択一。

2番目の処し方を知らなかったため、ペナルティを払いながら、次打をまだ林の中から打っている人がいる。どうせ知るなら、正しく知るほうがお得。

また、バンカー内で2、3番目の処し方を選択した場合には、バンカー内にドロップしなくてはならないので注意。


一打罰(1ペナ) アンプレアブル

by on 土曜日, 3月 18, 2017
ボールが木の根っこ、茂みの中、大きな石の陰などに止まるなどして、プレー不可能「手も足も出ない」と判断した時、宣言するのがアンプレアブル。これは、あるがままにプレーすることのできない、或いはプレーしたくないボールに対してペナルティを払い、ゲームを進行させる措置である。 ...
『サービスホール』とは、比較的パーを取りやすいホールをいう。ゴルフ場は、距離の長短、フェアウウェイの広狭、ラフの深浅、 ハザードの有無などにより、ホールの難易を定めている。

このホールの難易は、スコアカードにHDCP(ハンディキャップナンバー)として1→18、難→易で記されている。つまり、HDCPに大きい数字がついているホールが、サービスホールである。

このHDCPとスコアがリンクしてくると、ゴルフらしくなってきた、腕前が上がってきた証し。ゴルフ場の思惑HDCPに振り回される必要はないが、なぜこのホールがこのHDCPなのかを考えるのも面白い。

サービスホールは、サービスホールなりのスコアで上がってくるのが上級者。しかし、そんな彼らでも時にサービスホールでダボやトリを叩く。これがゴルフ、だからゴルフは面白い。

さ サービスホール 上がってみれば ダボとトリ

by on 金曜日, 3月 17, 2017
『サービスホール』とは、比較的パーを取りやすいホールをいう。ゴルフ場は、距離の長短、フェアウウェイの広狭、ラフの深浅、 ハザードの有無などにより、ホールの難易を定めている。 このホールの難易は、スコアカードにHDCP(ハンディキャップナンバー)として1→18、難→易で記されて...
『キャディ』とは、バッグを運んでくれたり、残り距離を教えてくれたり、クラブを選んだり、ボールを探してくれたり、プレーを補佐してくれる。ラウンド中、プレーヤー唯一の味方。

我が国のキャディは、バッグを運んでくれるだけでなく、OBエリア、残り距離、風向き、ハザード位置、グリーンの傾斜、曲り具合などのコース情報提供者で、時にクラブの選択、打球の捜索、ターフ直し、バンカーならし、ボールマーク直しまでもやってのける。

我が国のキャディ事情、海外のゴルファーに言わせると、かなりやり過ぎとの指摘がある。だから日本のゴルファーは過保護に育つと。 しかしこれはキャディ不要論とはならない。

逆に今セルフプレー主流の時代ではあるが、コースデビュー、あるいはデビューしたての人には、キャディ付きのプレーを勧めたい。いいキャディは、ゴルフのエチケット・マナーの先生になる。プレーに伴う様々なペナルティの処し方も伝授してもらえる。

同伴競技者は、自分のゴルフに忙しく、思ったほど頼りにはならないものである。


き キャディが 育てる過保護の ゴルファーを

by on 金曜日, 3月 17, 2017
『キャディ』とは、バッグを運んでくれたり、残り距離を教えてくれたり、クラブを選んだり、ボールを探してくれたり、プレーを補佐してくれる。ラウンド中、プレーヤー唯一の味方。 我が国のキャディは、バッグを運んでくれるだけでなく、OBエリア、残り距離、風向き、ハザード位置、グリーンの...
『ユーティリティ』とは、代表的な進化系クラブ。フェアウェイウッドからロングアイアンの距離をカバーする便利なクラブである。

難しいクラブとして敬遠されがちで、苦手意識のため、ついついキャディバックの肥やしになってしまうロングアイアン、フェアウェイウッド。これらを完全に物置の肥やしに追いやったのが、このユーティリティ 。

ロングアイアン、フェアウェイウッドなどアマチュアが苦手なクラブの代わりとして開発されたユーティリティではあったが。今ではプロのキャディバックにも、堂々と入っている。


ゆ ユーティリティ 道具の進化は 止まらない

by on 金曜日, 3月 17, 2017
『ユーティリティ』とは、代表的な進化系クラブ。フェアウェイウッドからロングアイアンの距離をカバーする便利なクラブである。 難しいクラブとして敬遠されがちで、苦手意識のため、ついついキャディバックの肥やしになってしまうロングアイアン、フェアウェイウッド。これらを完全に物置の肥や...

ゴルフほどスクエアを耳にするスポーツはない。グリップ、スタンス、アドレス、スイングとあらゆる場面で登場してくる。これは、いうなれば基本的な身体の構え。

しかしゴルファーの身体は一律ではない。体格、体形、柔軟性、筋力、そして身体能力は人それぞれである。そして、目指す持ち球、球筋も人それぞれ。だから身体の構えに基本はあるものの、実際身体の構えは十人いれば十通りあっていい、十人十色でいいのだと思う。

ところが、心の構えはそうはいかない。身体の構え以上に心の構えが大事なのが、メンタルスポーツであるゴルフ。これは十人十色ではなく、すべてのプレーヤー に共通して言えることである。

ゴルフは欲が出れば出るほど、ミスも出る。ミスショット、ミスパットのたびに怒っていたらスコアにならない、ゴルフにならない。だからできるだけ心を平静に、心をスクエアにし、無欲でプレーしたいと誰もが思うのだが、なかなかそうはさせてもらえないのが、ゴルフ。

マナーの悪い同伴プレーヤー、先行組のスロープレー、自らのミスショット、ミスパット、戦略の判断ミスなどによるイライラ、怒り、八つ当たり、後悔などで心はかき乱される。心の構え、平静さは、怒り、後悔などで、簡単に壊れてしまう。それを克服し、コースと戦っていくのがゴルフ。ゴルフは心理戦。

「怒った瞬間、ゴルフは壊れる」    (プロゴルファー トミー・ボルト)


ゴルフのスクエア

by on 金曜日, 3月 17, 2017
ゴルフほどスクエアを耳にするスポーツはない。グリップ、スタンス、アドレス、スイングとあらゆる場面で登場してくる。これは、いうなれば基本的な身体の構え。 しかしゴルファーの身体は一律ではない。体格、体形、柔軟性、筋力、そして身体能力は人それぞれである。そして、目指す持ち球...

プレーヤー自身が厳格な審判員でなければ成り立たないのが、ゴルフ。ここにゴルフの品格があると思う。自分で自分の打数、行為を申告し、その行為に見合ったペナルティを自分で課し、スコアカードに自分で正しい数字を記入する。

その数字は、ただの数字ではなく、その人のひととなりまでも教えてくれる。ゴルフは、その人の素顔を教えてくれる。肩書き、ハンディキャップ、身なりなどに惑わされてはならない。

スコアは多く間違えてもいいが、少なく間違えてはならない。うっかりミスでの過少申告であったとしても、競技であれば失格に。うっかりミスではない過少申告を繰り返す人、確信犯は、いずれ誰にも相手にされなくなる。コースにいられなくなる。エチケット・マナー違反者に、ゴルフ、ゴルファーは寛容ではない。

「ゴルフに汚名返上のチャンスはない。
      その理由は、もう二度と誘ってもらえないからだ」
        (プロゴルファーのジョージ・ダンカンの父 ジョー・ダンカン)

ゴルフの品格

by on 金曜日, 3月 17, 2017
プレーヤー自身が厳格な審判員でなければ成り立たないのが、ゴルフ。ここにゴルフの品格があると思う。自分で自分の打数、行為を申告し、その行為に見合ったペナルティを自分で課し、スコアカードに自分で正しい数字を記入する。 その数字は、ただの数字ではなく、その人のひととなりまでも...

パターとは、グリーン上でボールを転がし、カップインさせるために使用されるクラブ。多くのゴルファーが、パッティングに悩んでいるのがよく分かる。シャフトの長短、ヘッドの形状は多彩。

シャフトの長さは、短尺、中尺、長尺とさまざま。ヘッドの形状は、T字型、L字型、ピン型、マレット型、その他いろいろ。まさしく、何でもあり。

 まるで「溺れる者は 藁をも掴む」かのよう。「迷えるゴルファーは、いろんなパターを掴み、そして試す」 、そして購入する。

そして、パッティングフォームは、クラブの多様性に負けず劣らず多様。スタンスは、スクエア、オープン、そしてクローズ。構え姿勢の前傾角度も極端に深い人もいれば、極端に浅い人も。


パター

by on 金曜日, 3月 17, 2017
パターとは、グリーン上でボールを転がし、カップインさせるために使用されるクラブ。多くのゴルファーが、パッティングに悩んでいるのがよく分かる。シャフトの長短、ヘッドの形状は多彩。 シャフトの長さは、短尺、中尺、長尺とさまざま。ヘッドの形状は、T字型、L字型、ピン型、マレッ...

池ポチャしたボール、ウォーターハザードでの処理は、ボールがハザード区域を横切った地点とボールの確認が必要で、これができなければ紛失球として処理することになる。

ウォーターハザードのボールの処理は、ノーペナで、そのまま打つ、そのボールを打った場所に戻りドロップし、1ペナを課しプレーを再開する、ホールとボールがウォーターハザードを横切った地点とを結んだ後方にドロップし、1ペナを課しプレーを再開するの三者択一。

ウォーターハザードの一類型であるラテラルウォーターハザードの処し方は、その形状からウォーターハザードの3番目の処し方が難しいために、別の処し方がある。これは説明が難しい。実戦で確認して欲しい。

選択肢の一つに「ノーペナで、そのまま打つ」はあるが、実際にはお勧めできない。フェアウェイ、ラフ、バンカー、そして林の中で上手く打てないのに、どうして水の中のボールが上手く打てようか。ゴルフは確率のゲーム


一打罰(1ペナ) ウォーターハザード

by on 金曜日, 3月 17, 2017
池ポチャしたボール、ウォーターハザードでの処理は、ボールがハザード区域を横切った地点とボールの確認が必要で、これができなければ紛失球として処理することになる。 ウォーターハザードのボールの処理は、ノーペナで、そのまま打つ、そのボールを打った場所に戻りドロップし、1ペナを...
『メンタル』とは、心の、心理的といった意で使用されるワードである。ここでいうメンタルハザードは、プレーヤーが自分で自分にかけるプレッャーのことで、ラウンド中、いろんな時、いろんな場所で現れる。

あなたの苦手なシチュエーション、たとえば雨風の中でのプレー、スタートホールのティショット、バンカーショット、池越えのショットなど、あなたの苦手意識が作り上げるハザード。

めったにないバーディパット、パーパット、ベストスコアを意識した時のショットやパットなどで、欲が出た時に現れるプレッシャーもある。これらは、いずれもメンタルが作り出すハザードである。

ゴルファーは往々にして、「・・・したい」より「・・・したくない」に、気持ちのウェートを傾ける。すると悪い予感「・・・したくない」が、良い予感、「・・・したい」を凌駕する。ゴルフは心理戦、メンタルハザードとの戦いである。そして、これもゴルフの醍醐味の一つだろう。


め メンタルに 自分で作る ハザードを

by on 木曜日, 3月 16, 2017
『メンタル』とは、心の、心理的といった意で使用されるワードである。ここでいうメンタルハザードは、プレーヤーが自分で自分にかけるプレッャーのことで、ラウンド中、いろんな時、いろんな場所で現れる。 あなたの苦手なシチュエーション、たとえば雨風の中でのプレー、スタートホールのティシ...

ゴルフは、自然、コース、他のプレーヤー、さまざまな局面など多くの相手と戦うゲームと考えるから厄介なゲームとなる。これに対し球聖ボビー・ジョーンズは、いろんなものに心を乱されることなく、冷静にプレーするためには、オールドマン・パーと戦いなさい、という。

ゴルフとは、何かに、誰かに勝つためのゲームではなく、各ホールのパーとの戦いである。パーおじさんとの戦いに徹して、目前の相手と戦ってはいけないという。言い換えれば、自分自身との戦いであるということ。

稀代のショットメーカーであった彼は、ゴルファーのバイブルといわれる名著「ダウン・ザ・フェアウェイ」で、ゴルフの技術論ではなく、精神論を説く。ここにゴルフの真髄がある。まさに「ゴルフ道」。

どんな状況で、どんな相手と戦うときも、心を乱されないように、パーおじさんと戦いなさいというが、これは ほとんどのアマチュアゴルファーには当てはまらない。頭脳戦で目標スコアの設定には注意を要すといったように、無理な目標は、百害あって一利なしである。戦う相手を間違えてはならない。

HC18、ボギーペースのラウンド90を目指すのであれば、戦う相手はボギーおじさんであり、HC36、ダブルボギーペースのラウンド108を目指すのであれば、ダボおじさんと戦おう。くれぐれも戦う相手、間違えてはならない。ゴルフに過信は禁物である。

「私の相手は、コースに生息するオールドマン・パー」(球聖 ボビー・ジョーンズ)

パーおじさん

by on 木曜日, 3月 16, 2017
ゴルフは、自然、コース、他のプレーヤー、さまざまな局面など多くの相手と戦うゲームと考えるから厄介なゲームとなる。これに対し球聖 ボビー・ジョーンズは、いろんなものに 心を乱されることなく、冷静にプレーするためには、 オールドマン・パーと戦いなさい、という。 ゴルフとは、...

ゴルフ大衆化の一番の功労者は、ボールの進化だと思う。

17世紀から使われていたフェザリー・ボールは、ガチョウなどのダウンを牛のなめし革で包み縫い合わせたもので、このボール1日に作れる数が1個からせいぜい2個程度だったという。そのため、クラブ1本の値段と変わらないほど高価であったらしい。これではとても大衆には手が出せない。怖くて、クラブを持つ手が震える。ゴルフにならない。

19世紀半ばに出現したゴム製のガッタ・パーチャ・ボールを経て、20世紀にハスケル・ボールが生まれる。これはゴムの芯に糸を巻きつけ、表面をゴムで被ったもので、飛び、方向性、強度などの品質が向上した。加えてこれまでと比べものにならないぐらい安価になった。ゴルフを本格的に大衆に普及させたのが、このハスケル・ボールであったことは疑いの余地なし。

以降クラブの進化同様、ボールも進化し続けている。道具は進化す、どこまでも



ゴルフ大衆化の功労者

by on 木曜日, 3月 16, 2017
ゴルフ大衆化の一番の功労者は、ボールの進化だと思う。 17世紀から使われていたフェザリー・ボールは、ガチョウなどのダウンを牛のなめし革で包み縫い合わせたもので、このボール1日に作れる数が1個からせいぜい2個程度だったという。そのため、クラブ1本の値段と変わらないほど高価...
『ミドルホール』とは、ショット数+パット数=4打が基準となるホール。これはあくまでも基準であり、アマチュアにとっては参考値に過ぎない。ちなみに、正しくはパー4ホールという。

コースは一般的に、ショートが4ホール、ミドルが10ホール、そしてロングが4ホール、計18ホールで構成されている。ミドルは18ホールの半分以上を占めることになる。

ミドルは、ロングに比べミスが許されないスコア設定であり、ショートのようなラッキーパーの可能性も低いホールと言える。 プレーヤーの実力が、そのままスコアに表れるのがミドルだと思う。

そのミドルが18ホール中10ホールある。ミドルホールの出来が、その日のスコアを左右するというのは、言い過ぎではないはず。ミドルを制する者がゴルフを制すと言っても、決して言い過ぎではないだろう。

み ミドルホール スコア左右す 10ホール

by on 木曜日, 3月 16, 2017
『ミドルホール』とは、ショット数+パット数=4打が基準となるホール。これはあくまでも基準であり、アマチュアにとっては参考値に過ぎない。ちなみに、正しくはパー4ホールという。 コースは一般的に、ショートが4ホール、ミドルが10ホール、そしてロングが4ホール、計18ホールで構成さ...
『ショートホール』とは、ショット数+パット数=3打が基準となるホール。これはあくまでも基準であり、アマチュアにとっては参考値に過ぎない。ちなみに、正しくはパー3ホールという。

ショートは、パーも出るが、ダブルボギー、トリプルボギーも出やすい。私の記念すべき初めてのパーはショート。
「軽い打ち下ろしの150ヤード、7番アイアンでミスショットしたボールは地面すれすれのライナー性の当たり、いわゆるトップ球。グリーン手前50ヤード辺りに着地。その後勢いよくコロコロコロと転がりグリーンにナイス?オン。1オン2パットのパー」だった。

ラッキーパンチならぬ、ラッキーショット、ラッキーパット一つで、パー、時にバーディがゲットできるのがショート。但し、池に入れたり、バンカーに入れたりで、大叩きするのもショートである。ティショットOBは、即ダボ、トリにつながる。ショートは、用心のいるホールなのだ。だから、ショートは易しくもあり、難しくもある。


し ショートホール 易しくもあり 難しくもあり

by on 木曜日, 3月 16, 2017
『ショートホール』とは、ショット数+パット数=3打が基準となるホール。これはあくまでも基準であり、アマチュアにとっては参考値に過ぎない。ちなみに、正しくはパー3ホールという。 ショートは、パーも出るが、ダブルボギー、トリプルボギーも出やすい。私の記念すべき初めてのパーはショー...
『ピッチエンドラン』とは、ボールを上げて転がし、グリーン、カップを狙っていくアプローチショットをいう。ボールを転がしひとつで寄せていくランニング、上げて止めるピッチショットとともに、代表的なアプローチ法のひとつ。

グリーン周りにあるボールをカップに入れる、入らないまでもカップ1パット圏内に寄せる、1パット圏内に寄らないまでもそこそこの距離まで運ぶ、これがアプローチの仕事。

それぞれに一長一短があろうが、アプローチは転がせる限り、転がしを選ぶ。まずはパターが使えないかを考える。「ゴルフはゴロふ」というフレーズをなにかで読んだことがある。

しかし、バンカー、池越えなど、パターでの転がしやランニングが使えないシュチュエーションもある。ランニングは、バンカー、池越えなどに不適。ピッチショットは、難度が高い。

打ち易さ、距離感、方向性の出し易さ、バンカーなど障害物の回避し易さなどを総合的に勘案すると、安心安全のアプローチは、ピッチエンドランだと言えるのではないか。

ひ ピッチエンドラン 安心安全 アプローチ

by on 木曜日, 3月 16, 2017
『ピッチエンドラン』とは、ボールを上げて転がし、グリーン、カップを狙っていくアプローチショットをいう。ボールを転がしひとつで寄せていくランニング、上げて止めるピッチショットとともに、代表的なアプローチ法のひとつ。 グリーン周りにあるボールをカップに入れる、入らないまでもカップ...
『モグラ穴』とは、モグラに限ったものではなく、穴掘り動物全般が掘った穴をいう。ここにボールが入った場合、これはプレーヤーの責任ではないため、無罰ノーペナルティで救済を受けることができる。

モグラなどの掘った穴の他、土盛りの土、修理地エリア、雨、雪などでコースにできた水たまり、カジュアルウォーターなどを合わせ、コースの異常な状態という。ボールが入ってしまった場合だけでなく、それが邪魔でスタンスが取れなかった場合にも、これは異常なグラウンド状態に該当し、無罰ノーペナルティで救済を受けることができる。

しかしこの救済を知らなければ、穴に飛び込んだボール、土に埋まったボール、水たまりの中のボールをそのまま打つことになる。あくまで「・・することができる」である。滅多にないケースではあろうが、知らないよりは、知っていた方がいい。知らないことは、罪とまでは言わないが、それに伴う不利益は自分の責任である。


も モグラ穴 救済知らぬは 自己責任

by on 木曜日, 3月 16, 2017
『モグラ穴』とは、モグラに限ったものではなく、穴掘り動物全般が掘った穴をいう。ここにボールが入った場合、これはプレーヤーの責任ではないため、無罰ノーペナルティで救済を受けることができる。 モグラなどの掘った穴の他、土盛りの土、修理地エリア、雨、雪などでコースにできた水たまり、...
『セルフプレー』とは、キャディをつけないラウンドスタイルをという。バブル崩壊以降接待族がゴルフ場から退場し、ゴルフ場の様子は少しずつ変わっていった。日本ゴルフ大衆化の幕開け。

大衆化に拍車がかかったのは、一般ゴルファー集客のためのプレーフィの値下げ、そしてこのセルフプレーの普及だった。 大衆化が進むのはいいが、一方でゴルファーのマナーが低下しているのではとの指摘がある。

これはキャディなしセルフプレーの弊害かもしれない。セルフプレーとは、自分勝手なプレーという意味ではなく、自立したプレーという意味だと思う。

自分でバックを運び、距離をジャッジし、クラブを選択し、危険区域にボールが飛んだら「ファー」と叫び危険を喚起、芝を削ったら元に戻し、バンカーを荒らしたら砂場をならして出るなどができて、初めて一人前の自立したゴルファーといえる。ゴルフでのセルフ、この守備範囲はかなり広い。

せ セルフプレー 傍若無人に イエローカード

by on 木曜日, 3月 16, 2017
『セルフプレー』とは、キャディをつけないラウンドスタイルをという。バブル崩壊以降接待族がゴルフ場から退場し、ゴルフ場の様子は少しずつ変わっていった。日本ゴルフ大衆化の幕開け。 大衆化に拍車がかかったのは、一般ゴルファー集客のためのプレーフィの値下げ、そしてこのセルフプレーの普...

自分に有利に、その行為には重い罰が課せられる。2ペナルティ

自分に有利になるような行為とは、アドバイスを受ける、プレーの援助となるようなことをする、或いはしてもらう、土や砂のテストをする、足場やライの改善をする、スイング区域の改善をするなどで、これら類似行為全般が対象になる。

怪しげな行為は、しないにこしたことはない。特にアドバイスは、アドバイスを受けた人だけでなく、アドバイスをした人にも2打罰が課せられる。ゴルフの場合、このアドバイスは小さな親切、大きなお世話。謹んでお断りするのが正しい。

ゲームを進めていく中でのプレーヤーの味方は、キャディさんだけ。キャディさんからのアドバイスは、問題なし。また、何打罰、ハザードの位置、ピンの位置などの公知の情報は、アドバイスではないので、ペナルティの対象にはならない。


二打罰(2ペナ) 自分に有利に・・・

by on 木曜日, 3月 16, 2017
自分に有利に、その行為には重い罰が課せられる。2ペナルティ 自分に有利になるような行為とは、アドバイスを受ける、プレーの援助となるようなことをする、或いはしてもらう、土や砂のテストをする、足場やライの改善をする、スイング区域の改善をするなどで、これら類似行為全般が対象に...
『スクエア』とは、スクエアグリップ、スクエアスタンス、そしてスクエアスイングなど、ゴルフの基本的な身体の構えなどをいう時に使われるワード。ゴルフほどスクエアを耳にするスポーツはない。

しかしながら、ゴルファーの身体は一律ではない。体格、体形、柔軟性、筋力、そして身体能力は人それぞれである。そして、目指す持ち球、球筋も人それぞれ。だから身体の構えに基本はあるものの、実際身体の構えは十人いれば十通りあっていい、十人十色でいいのだと思う。

これに対し、誰にも共通して言えるのが、心の構えの大切さ。ゴルフは、欲が出れば出るほど、ミスも出るもの。ミスショット、ミスパットのたびに怒っていたらスコアにならない、ゴルフにならない。

だからできるだけ心を平静に、スクエアにし、無欲でプレーしたいと誰もが思う。身体の構え以上に心の構えが大事なのが、メンタルスポーツであるゴルフ。


す スクエア 身体と心の 構え姿勢

by on 木曜日, 3月 16, 2017
『スクエア』とは、スクエアグリップ、スクエアスタンス、そしてスクエアスイングなど、ゴルフの基本的な身体の構えなどをいう時に使われるワード。ゴルフほどスクエアを耳にするスポーツはない。 しかしながら、ゴルファーの身体は一律ではない。体格、体形、柔軟性、筋力、そして身体能力は人そ...
『スルーザグリーン』とは、ティグラウンドとグリーンの間で、ホールを構成するエリアをいい、フェアウェイ、ラフ、そしてホールをセパレートする林から成る。

芝が短く刈り揃えられたエリアがフェアウェイで、その外側で芝が長く刈り揃えられていないエリアがラフ。

ゴルフで唯一、自分で打つ場所を決められるのは、ティグラウンドのティショットだけ。2打目以降は、ボールが止まった場所から、止まった状態でプレーしていく。

ボールの止まっている芝の状態などライの良し悪しは、ショットの成否を左右する。だから、プレーヤーなら誰しも、ライの良いフェアウェイにボールを置きたいと思う。が、なかなかボールは言うことを聞いてはくれない。


す スルーザグリーン 誰もが置きたい フェアウェイ

by on 木曜日, 3月 16, 2017
『スルーザグリーン』とは、ティグラウンドとグリーンの間で、ホールを構成するエリアをいい、フェアウェイ、ラフ、そしてホールをセパレートする林から成る。 芝が短く刈り揃えられたエリアがフェアウェイで、その外側で芝が長く刈り揃えられていないエリアがラフ。 ゴルフで唯一、自分で打...

ラグビー五郎丸選手のキック前の所作で、ルーティーンは一躍注目されたが、古くから多くのスポーツで、多くの一流選手がやってきている。気持ちを平静に、スクエアにするためのおまじない。

野球、テニス、サッカー、卓球、相撲など様々なスポーツで人それぞれのルーティーンがある。共通しているのは、相手に邪魔されていない状態で、静から動への前に、行われるところ。

気持ちを落ち着かせる、精神を統一する、大丈夫いつもやっていることを やるだけだと自分に言い聞かせ自信を待つ、リラックスするといったさまざまな効用があるのだろう。

ボールの後方から打球方向を確認する、アドレスに入る、グリップし、スタンスをとる、そしてワッグルを入れ、いざバックスイングへ。ゴルフのスイングは、せいぜい2秒前後。その2秒のために、入念な準備を。ゴルフのルーティーンは、まるで離陸前、滑走路での助走。

ゴルフは、メンタルスポーツ。そして確率のゲーム。スイングには高い再現性が求められることから、他のスポーツ以上に、ルーティーンが重要視されるのは当然のことだろう。

ルーティーンの効用

by on 水曜日, 3月 15, 2017
ラグビー五郎丸選手のキック前の所作で、ルーティーンは一躍注目されたが、古くから多くのスポーツで、多くの一流選手がやってきている。気持ちを平静に、スクエアにするためのおまじない。 野球、テニス、サッカー、卓球、相撲など様々なスポーツで人それぞれのルーティーンがある。共通し...

硬いドライバー、アイアンのヘッドで思い切りひっぱたかれても文句一つ言わず飛んで行ってくれるボールには、感謝の言葉も見つからない。

時に大きく曲がって飛んで行ったとしても、それはボールのせいではなく、プレーヤーのせいであることは、プレーヤー自身が一番よく知っている。

どんないいボールでも当たりが悪けりゃ飛びやしない、極端なアウトサイドインのスイング軌道なら大きく右に曲がる、極端なインサイドアウトのスイング軌道なら左に大きく曲がる。やはり、スイングあってのボールであることを、お忘れなく。ボール自体に飛ばしのエンジンは付いていない、方向を操る舵もない。

「殴られて言うことを聞く者はいない。たまにはボールの身になってごらん」 
                    (テキサス大学ゴルフコーチで名伯楽 ハービー・ペニック)



ボールに感謝

by on 水曜日, 3月 15, 2017
硬いドライバー、アイアンのヘッドで思い切りひっぱたかれても文句一つ言わず飛んで行ってくれるボールには、感謝の言葉も見つからない。 時に大きく曲がって飛んで行ったとしても、それはボールのせいではなく、プレーヤーのせいであることは、プレーヤー自身が一番よく知っている。 ...

ホールをスタートしていく場所のことをティーグラウンドという。正しくはティーインググラウンド。

ティーグラウンドには丸い2つのティーマーカーがあり ここがティーアップできる幅であることを示しています。奥行はおおよそドラーバー2本分までで、この範囲外から打つと、2ペナルティが課せられる。

なかでも前方にはみ出したケースを「出べそ」という。少しでも前から、グリーンに近いところから、の気持ちはわからないではないが、こんなつまらないことでペナルティを課せられるのはもったいない。

出べそから打ってOBになった場合は、2打罰を加えて再度打ち直すことになるが、この場合はOBの罰は加えなくてもいい。



二打罰(2ペナ) ティーグラウンド

by on 水曜日, 3月 15, 2017
ホールをスタートしていく場所のことをティーグラウンドという。正しくはティーインググラウンド。 ティーグラウンドには丸い2つのティーマーカーがあり ここがティーアップできる幅であることを示しています。奥行はおおよそドラーバー2本分までで、この範囲外から打つと、2ペナルティ...

自己のインプレーのボール以外のボールを打つことを誤球でのプレーという。誤球した場合は、2ペナルティが課せられ、改めて正球をプレーしなければならない。

ティショットからそのホールをホールアウトするまでのインプレーの間は、特別の場合を除き、同じボールでプレーしなければならない。違うボールを打ってしまうと、誤球でのプレーとなってしまう。

ちなみに特別の場合とは、暫定球のように、規則で認められた第2球でのプレーなどをいう。誤球をしないため、面倒臭がらずに識別マークをつけておくことは、同伴競技者に対するエチケットともいえる。同伴パーティーの中で、同メーカーのボールを使っている人も少なくない。

誤球でのプレー同様、誤所からのプレーも2ペナルティが課せられる。誤所からのプレーになる主な原因は、救済などを受けた時に、誤った場所にプレース、リプレース、あるいはドロップしてしまったなど。


二打罰(2ペナ) スルーザグリーン

by on 火曜日, 3月 14, 2017
自己のインプレーのボール以外のボールを打つことを誤球でのプレーという。誤球した場合は、2ペナルティが課せられ、改めて正球をプレーしなければならない。 ティショットからそのホールをホールアウトするまでのインプレーの間は、特別の場合を除き、同じボールでプレーしなければならな...

プレーヤーが自分で自分にかけるプレッシャーがある。これは、あなたの苦手なシチュエーション、たとえば雨風の中でのプレー、スタートホールのティショット、バンカーショット、池越えのショットなど、あなたの苦手意識が作り上げるハザード。

他にも、めったにないバーディパット、パーパット、ベストスコアを意識した時のショットやパットなど〝欲〟が出た時に、現れるプレッシャーもある。これらは、いずれもメンタルが作り出すハザードである。

人は往々にして、「・・・したい」より「・・・したくない」に、気持ちのウェートを傾ける。特にゴルフでは、この傾向が強いのではないか。眼前にOB、池、林、バンカーがある時、「フェアウェイにボールを置きたい」より「OB、池、林、バンカーに入れたくない」という考えが頭をよぎる。すると行ってはいけないところへボールが吸い寄せられる。

メンタルスポーツであるゴルフでは、苦手意識や欲が、メンタルハザードを作り上げる。そして不思議と悪い予感が的中する。悪い予感が、良い予感を凌駕する。これがゴルフ、まさしく心理戦。


メンタルハザード

by on 火曜日, 3月 14, 2017
プレーヤーが自分で自分にかけるプレッシャーがある。これは、あなたの苦手なシチュエーション、たとえば雨風の中でのプレー、スタートホールのティショット、バンカーショット、池越えのショットなど、あなたの苦手意識が作り上げるハザード。 他にも、めったにないバーディパット、パーパ...

昔ゴルファーが、シンプルなクラブを使って、バラエティに富んだスイングをしていたのに対し、今ゴルファーは、バラエティに富んだクラブで、シンプルなスイングをしようとしている。ゴルフ道具の進化は、スイング、コースの攻め方などを変える。道具の進化は、ゴルフそのものの進化ともいえるだろう。

もし毎回300ヤード真っ直ぐ飛ばせるドライバーと毎回150ヤード以内をグリーンに乗せられるアイアンと毎回10m以内のパットをカップインできるパターがあったとしたら、みなさんはどのクラブを選びますか。

私なら、最後の「魔法のパター」を選ぶ。しかし、そんなクラブはない。また、あってはならないと思う。クラブ同様、ボールの進化も止まらないだろうが、ボールメーカーは「よく入るボール」だけは開発してはならない。ゴルフが面白くなくなってしまう。

プロ、アマ問わず、ゴルファーがいなくならない限り、今後も道具の進化は止まることを知らないだろう。しかし、道具の進化は、ゴルフを易しくしてくれることはあっても、打数を大きく減らしてくれるまでには至らないことの方が多い。しかしそれでいい。こんなジレンマもまた、ゴルフの面白さのような気がする。


ハイブリッドなクラブ、そしてボール

by on 月曜日, 3月 13, 2017
昔ゴルファーが、シンプルなクラブを使って、バラエティに富んだスイングをしていたのに対し、今ゴルファーは、バラエティに富んだクラブで、シンプルなスイングをしようとしている。 ゴルフ道具の進化は、スイング、コースの攻め方などを変える。道具の進化は、ゴルフそのものの進化ともいえる...

ハザードでやっていけないことのひとつは、アドレスでクラブのソールを砂につけてはいけないということ。池や川などのウォーターハザードやバンカーなどでは、このソールは禁止行為となる。ソールをしてしまうと2ペナルティが課せられる。

クラブヘッドの底の部分、ソールを地面につけるという行為は、ティグラウンド、スルーザグリーン、そしてグリーン上では、なんの問題もない。

ハザード内でのもう一つの禁止行為が、ルースインペディメントの取り除き。このルースインペディメントは、ティグラウンド、スルーザグリーン、グリーン上では、無罰で取り除けるが、これをハザードでしてしまうと、2ペナルティが課せられる。

ちなみにルースインペディメントとは、自然物のこと。石、木の葉、木の枝など、動物の糞、虫類や、虫類が地上に吐き出したり、掻き出したものなどをいう。


二打罰(2ペナ) ハザード

by on 月曜日, 3月 13, 2017
ハザードでやっていけないことのひとつは、アドレスでクラブのソールを砂につけてはいけないということ。池や川などのウォーターハザードやバンカーなどでは、このソールは禁止行為となる。ソールをしてしまうと2ペナルティが課せられる。 クラブヘッドの底の部分、ソールを地面につけると...

時にキャディさん、時に同伴者から有難いアドバイスをいただくことがある。「あそこだけは避けてください」とか「あそこには打っちゃだめだよ」とか。

「あそこ」には、OB、林、池、バンカー、深いラフなどがあるわけだが、アドバイスを受けた時から、魔法にかかる人がいる。不思議と吸い込まれるようにボールが「あそこ」に飛んで行ってしまうから不思議。

悪気のない一言なのは分かっているつもりだが、心のどこかで「あんなこと言うから」と何気ない一言のせいにしてしまう。このメン タルの弱さが、上達の敵であることは間違いない。やはりゴルフは心理戦である。

ゴルフはコース、自然、自分との闘い。いろんなハザードに出会えるゲーム。ゴルフは心理戦、メンタルハザードとの戦いでもある。これもゴルフの醍醐味の一つだと思う。


何気ない一言

by on 月曜日, 3月 13, 2017
時にキャディさん、時に同伴者から有難いアドバイスをいただくことがある。「あそこだけは避けてください」とか「あそこには打っちゃだめだよ」とか。 「あそこ」には、OB、林、池、バンカー、深いラフなどがあるわけだが、アドバイスを受けた時から、魔法にかかる人がいる。不思議と吸い...