和製英語には気をつけろ
ショートホール、ミドルホール、ロングホールは、和製英語。正しくは、それぞれパー3ホール、パー4ホール、パー5ホール。国内では、ショート、ミドル、ロングで通用するが、海外のコースでは、事情が変わってくる。
海外のコースで、200ヤードを超えるパー3ホールのティグラウンドに立ち、そこであなたが日本でプレーしている時のように、何気なく「このホールショートだね」と言うとする。あなたは、「ここはパー3ホールだね」と言ったつもりだろうが。この言い方だと海外では「ここは短いね」と言ったことになる。
海外でのショート、ミドル、ロングは、パーの数を言っているのではなく、単にそのホールが、短いか、長いかを言っているに過ぎない。そして200ヤードを超えるパー3ホールは、われわれアマチュアにとっては、決して短いホールではないはずだ。むしろ長く、難しいホールだ。
少しややこしいが、ご理解いただけただろうか。海外のコースで200ヤードを超えるパー3ホールのティグラウンドにあがったら、「ここはロングだね」と言うのが正しい。そして400ヤード後半のパー5ホールのティグラウンドにあがったら、「ここはショートだね」と言おう。
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