次週 「全米プロゴルフ選手権、ついにメジャータイトルが・・・」


1999年にスタートした世界ゴルフ選手権WGCは、4大メジャーのマスターズ、全米オープン、全英オープン、全米プロゴルフ選手権に準ずるビッグゲーム。マッチプレー、選手権、招待、チャンピオンズの4戦で構成されている。松山英樹プロは、2016年のチャンピオンズに続き、2017年ブリヂストン招待にも勝利した。準メジャー2勝目となった。

昨日そのブリヂストン招待最終日、松山英樹はタイガーウッズの持つコースレコードに並ぶ61でラウンドし、ビッグタイトルを手にした。9アンダーの61、通算16アンダーで今季ツアー3勝目となった。4年前にタイガーと回って、このタフなコースで61で回るなんて信じられないと思った彼が、同スコアでラウンドしてきた。この巡りあわせ、実に面白い。

最終日のチャージのきっかけとなったのは、2番パー5のチップインイーグル。絶妙にラインを読み切った神技をPGA公式ツイッターは動画付きで紹介してくれている。実況は「なんてタッチだ」と称賛、ファンも「NO1の座に相応しい」と絶賛。スーパーショットにギャラリーは大歓声。実況も思わず笑い出してしまうほどのミラクルな1打であった。

また1歩メジャーに近づいた感がある。準メジャーの勝利というだけでなく、最終日あのタイガーの持つコースレコードに並ぶ61でラウンドしてきた松山プロの地力、底力は、他の選手たちにとっては脅威となるだろう。次週の全米プロゴルフ選手権に向け、弾みがつく前哨戦となった。一段と凄味を増した若武者に、もはや死角は・・・


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