男子プロゴルフ界の不祥事!? 個人的な失態!?

スポーツ界で蔓延する不祥事。そして、ついに男子プロゴルフ界でも!?
それは、男子の国内メジャー大会、日本ツアー選手権森ビル杯を前に行われたプロアマでの話。ちなみにプロアマとは、大会を支えるスポンサーを招待して行われる催し。1試合当たり5億円前後という莫大な経費がかかるトーナメントを支える人たちへのおもてなし興行。

今季は、石川遼プロが選手会長に選任され、新体制でスタート。彼が掲げたのは、ファンサービスの充実とプロアマでの招待客へのおもてなし。そのかいあってギャラリー数も、TV視聴率も昨年より好調と聞く。それだけに、痛い。具体的詳細は不明であるが、片山晋呉プロと同組で回っていたゲストが、片山プロの応対を不愉快に感じ、途中でプレーの続行を断念する事態が起きたとか。


そもそも男子のプロアマの評判は、女子プロに比べ芳しくないようだ。招待客とコミュニケーションをとるどころか、自分の練習ばかりする、教えてくれない、会話もほとんどないが今まで。今季これがどこまで改善されていたかは分からないが、これまでは上手くいっていたのだろう。


そんな矢先、片山プロの失態が起きた。好発進した石川新体制に水を差してしまった。日本ゴルフツアー機構は、選手の意識改革を進めるため、早急に再発防止策に取り組むとしている。懲戒・制裁委員会を開いて処分を検討、外部弁護士を含む調査委員会を設置し、経緯や問題点を調査するらしい。すばやい公表と対応は、昨今の様々な不祥事から学んだのか、上出来だった。が、過剰な危機管理とならないで欲しい。



確かに、彼の言動が招待客に不快を感じさせてしまうようなものだったとしたら、厳重注意が必要だろうが、これはおもてなしを受ける側によっても、感じ方がまちまちで、評価しづらい。もしおもてなしを受ける側に、スポンサー風を吹かせるなどの言動があったとすれば、別の話になる。大人の対応として、双方痛み分け。喧嘩ではないが、両成敗もありか。本件には、隠蔽もなければ、改ざんもなさそうだし。

あまりにも力関係の違う一選手とスポンサーを天秤にかけてはならないと思う。それこそ今流行り?のパワハラになってしまう。




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