の ノーチャンス 入れてはならない あのバンカー

『ノーチャンス』とは、そこにいってしまうとパーを取れるチャンスはない、ピンに寄せられるチャンスはないなど、ピンチとなる場所、状況を指すワード。TVでゴルフトーナメント中継を見ていると、解説者、ラウンドレポーターがよく使用する。

グリーン周りの深く切り立ったバンカーに飛び込んだボール、グリーンサイドの深いラフにはまったボール、グリーン奥にこぼれ急斜面に止まったボール、受けグリーンのピン奥で強い下りのラインを残したボールなど、これらボールにチャンスはない。ピンチは、グリーンとその周辺に散在する。

アマチュアは、特にバンカーに難儀する。次打も同じバンカーで打つことは珍しくない。

最後に、有名なエピソードを一つ。1978年セントアンドリュースで開催された全英オープンの第3ラウンド。16番までトップタイで来ていた中嶋常幸が、17番でグリーン手前のバンカーから脱出するのに4打を要し、パー4で9打を叩いた。これで優勝戦線から脱落した。以来このバンカー「トミーズバンカー」と呼ばれることになる。このバンカー、ノーチャンス。


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