と ドライバー 距離欲抑えて 二兎得る

『ドライバー』とは、スプーン、バフィ、クリークなどとともにウッドと呼ばれるクラブの一つで、主にティショットに用いられる。ヘッドの材質がパーシモン柿の木であった名残りから、これらクラブは今もウッドと呼ばれている。しかし近年ヘッドの材質の主流は、木に非ず。それでもウッドは「昔の名前で出ています」

ティグラウンドでドライバーを持った時に出る欲には、遠くに飛ばしたいという距離欲と真っ直ぐ飛ばしたいとする方向欲がある。「二兎を追う者は 一兎をも得ず」の如く、両方欲しがると、いずれも失うことにもなりかねない。では、どちらの一兎を求めるのが賢明なのか。

距離を欲しがる人は、得てしてリキむ。そして力で飛ばそうとする。結果、距離だけでなく、方向性までも失うことになる。間違った一兎を追う者は、二兎を失う。

これに対し方向を求める人は、距離を欲しがらないため、振りがコンパクトになる。結果、ボールの芯をとらえることになり、ボールは効率的に飛ぶ。つまり方向性重視の者は、副産物として距離をも得ることになる。


0 件のコメント:

コメントを投稿