体力よりも耳と耳の間にあるもの


プレーヤーは、距離感、方向性などを惑すコースが用意した罠を見抜き、五感をフル回転させ風を感じ、傾斜を感じながら、様々な情報を収集。次にこの情報を分析、判断する。

ここから先はプレーヤーの個性と技量が表れるところで、攻めるもゴルフ、守るもゴルフ、飛ばすもゴルフ、飛ばさないのもゴルフ。ティから戦略を練るのもゴルフ、ピンから戦略を練るのもゴルフ。

ショットの成否によるもの以上に、あの時ああしておけばよかった、こうしておけばよかったなど、戦略の失敗、判断のミスを悔いるものが多いことに気付く。「過ちて改めざる 是を過ちと謂う」というが、ゴルファーは懲りない、何度やっても同じミスを繰り返す。だからゴルフは面白い。

「ゴルフは、体力よりも耳と耳の間にあるものでプレーされるゲームである」 (球聖 ボビー・ジョーンズ)

彼が言いたかったのは、ゴルフは腕力、脚力、腹背筋など筋力、体力もさることながら、それ以上に、脳力、五感を活かしてプレーしていくボールゲームである、ということだろう。やっぱりゴルフは、頭脳戦



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