ルーティーンの効用
ラグビー五郎丸選手のキック前の所作で、ルーティーンは一躍注目されたが、古くから多くのスポーツで、多くの一流選手がやってきている。気持ちを平静に、スクエアにするためのおまじない。
野球、テニス、サッカー、卓球、相撲など様々なスポーツで人それぞれのルーティーンがある。共通しているのは、相手に邪魔されていない状態で、静から動への前に、行われるところ。
気持ちを落ち着かせる、精神を統一する、大丈夫いつもやっていることを やるだけだと自分に言い聞かせ自信を待つ、リラックスするといったさまざまな効用があるのだろう。
ボールの後方から打球方向を確認する、アドレスに入る、グリップし、スタンスをとる、そしてワッグルを入れ、いざバックスイングへ。ゴルフのスイングは、せいぜい2秒前後。その2秒のために、入念な準備を。ゴルフのルーティーンは、まるで離陸前、滑走路での助走。
ゴルフは、メンタルスポーツ。そして確率のゲーム。スイングには高い再現性が求められることから、他のスポーツ以上に、ルーティーンが重要視されるのは当然のことだろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿