遠球先打 そのこころは リスク回避
ティグラウンドでの打順、スタートホールはくじ引きなどで決められることが多い。次のホール以降は、前のホールのスコア順となる。スコアが良かった人から打っていく。一番最初に打つ権利をオナーと呼ぶ。先打権であり、オーナー所有権ではない。
2打目以降は、ティグラウンドの打順は関係なくなり、順不同になる。具体的には、ホールに遠いボールからプレーしていくことになり、これを「遠球先打」と呼ぶ、これは、打球事故に対する危険回避に他ならない。打球地点の前にプレーヤーが出ないような配慮である。
グリーン上も2打目以降同様、遠球先打が原則である。グリーン上のボールとまだグリーンに乗っていないボールが混在しているような場合には、距離にかかわらず、一度すべてのボールをグリーンに乗せてから、遠球先打にてプレーを再開することも多い。
私は友人のシングルさんとラウンドするとき、一つでも多くオナーを取ることを目標に頑張る。彼は知らないだろうが、ささやかな私の楽しみである。
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