広大なフィールドとちっちゃなカップ


広大な土地にセッティングされた18のホールから成るコースで競われるボールゲーム、これがゴルフ。そこには、芝生、草むら、林、上り坂、下り坂、崖、水場、砂場などが用意されている。屋根付きドームであるはずもなく、季節で、その日の天候で、コースの顔は様変わり。

誰が考えたかこのゲーム、広大なフィールドで、孫の手、耳かきのお化けのようなクラブを使い、あのちっちゃなボールを、あのちっちゃな穴に放り込む、これは果たしてスポーツなのか。

一度始めると多くの人が夢中になる、ゴルフは魅惑的なボールゲームである。ただボールを穴に入れるだけのゲームとたかをくくってはならない。ゴルフをやらない人が思っている以上に、ゴルフは難しく、奥が深く、そして面白い。だから一度始めると、多くのゴルファーは生涯ゴルフを続ける。クラブを杖代りにしてまでも、コースを歩く。

「ゴルフの唯一の弱点は、面白すぎることである」 (英国ゴルフ評論家 ヘンリー・ロングハースト)

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