2018年もあとわずか、その2018年を振り返って、私が思う2018年ゴルフ3大ニュースを

1 言わずと知れた我らがタイガーの復活劇
 5年ぶりのツアー勝利。長期に悩まされた腰痛で4度の手術、長期離脱を余儀なくされた彼が、ついにそのスランプにピリオドを打った。待ちに待ったタイガーの復活劇。やはり彼の観客を引き連れ歩く姿は、絵になる。その存在感、いまだ健在。さあタイガー劇場第二幕の始まり始まり
みんなが待ってたウッズの復活  イーストレイクの歓喜
バルタスロールの死闘を彷彿とさせるフィナーレ。ウッズは大ギャラリーを引き連れて18番のフェアウェイを歩いた
ウッズは大ギャラリーを引き連れて18番のフェアウェイを歩いた。
出典:GDO


2 米ツアー参戦 日本人選手の活躍
 小平プロのPGAツアー初勝利。米ツアー参戦から15戦目での優勝は、日本人最速(これまでは、松山プロの26戦目)。そして国内最終戦ゴルフ日本シリーズJTカップ勝利というおまけつき。
 畑岡プロのLPGAツアー初勝利。そしてこちらは、日米女子ツアー共催となるTOTOクラシック勝利で米ツアー2勝目を挙げた。

3 日本女子ツアーの隆盛
 畑岡プロ、勝プロ、三浦プロ、原プロ、新垣プロ、小祝プロ、松田プロら黄金世代(1998年生れ)の活躍。宮里藍に影響を受けたとされるこの世代の活躍で、日本女子ツアーは、当分は安泰か。

番外
 左膝痛、右手首痛で丸2ヶ月ツアーを離脱したことで、2年連続の賞金女王を逃した鈴木プロ。今季はケガに泣いたが、オフ中にケガを完全に治し、2019年はまたあの笑顔を見せてほしい。
 

































2018年 ゴルフ3大ニュース

by on 月曜日, 12月 24, 2018
2018年もあとわずか、その2018年を振り返って、私が思う2018年ゴルフ3大ニュースを 1 言わずと知れた我らがタイガーの復活劇  5年ぶりのツアー勝利。長期に悩まされた腰痛で4度の手術、長期離脱を余儀なくされた彼が、ついにそのスランプにピリオドを打った。待ちに待った...
ゴルフ日本シリーズJTカップ(東京よみうりカントリークラブ)最終日、首位と4打差の11位からスタートした小平プロは、1イーグル4バーディの64でホールアウト。その後、通算8アンダーで並んだ石川プロらとのプレーオフを制し、ツアー通算7勝目を挙げた。


2018年ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日
 妻・古閑美保さん(左)と優勝カップを持つ小平智
  妻・古閑美保さん(左)と優勝カップを持つ小平智 2018年 ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日 小平智
              出典:GDO

小平プロは2013年のツアー選手権、2015年の日本オープンに続き、今回日本シリーズを制し、国内メジャー3冠を達成した。そして、2013年から続けている毎年優勝を6年に伸ばした。

今年米ツアーに本格参戦、米ツアーで順調に1勝を挙げたあと苦しんでいた小平プロだったが、国内最終戦で勝利し、有終の美を飾った。古閑美保、内助の功か!!?




2018年〆は 美しき夫婦愛

by on 月曜日, 12月 03, 2018
ゴルフ日本シリーズJTカップ(東京よみうりカントリークラブ)最終日、首位と4打差の11位からスタートした小平プロは、1イーグル4バーディの64でホールアウト。その後、通算8アンダーで並んだ石川プロらとのプレーオフを制し、ツアー通算7勝目を挙げた。 2018年ゴルフ日本...
今年の3月28日、7月11日に引き続き、オールドオーチャードゴルフクラブで3度目のラウンド。このコースは、毎回10.0フィートを超えるグリーンで迎えてくれる。
             
グリーンの速さだけでなく、よく効いたハザード、アンジュレーション、そして微妙な位置に切られたピンなど面白さ満載。設定の厳しさ、コースの難しさは、面白さでもある。

今回はMr.ルールブックのH氏が、急きょ欠席。前2回80台でラウンドしているH氏を欠いた3バックでのラウンド。前2回100を切れなかった3人組、今回はリベンジモード。3人のうち誰が100を切るかが焦点に。

誰も100を切れなければ、次回もまたここオールドオーチャードで。誰か1人でも100を切れば、次回は違うコースに。そんな暗黙の了解の中でのラウンドになったが、はたして…

天候には恵まれたものの、9時スタートのホールアウト16時、コンペが入っていたとはいえ、7時間はさすがに長かったなぁ。昼休みは30分。ダラダラとしたラウンドではあったが、Mr.ジェントルマンことN氏が見事100切り。

次回は違うコースでのラウンドとなりそう。来春、今度はぜひ4バックで













ミスターボギーと愉快な仲間たち 2018.11.21

by on 木曜日, 11月 22, 2018
今年の3月28日、7月11日に引き続き、オールドオーチャードゴルフクラブで3度目のラウンド。 このコースは、毎回10.0フィートを超えるグリーンで迎えてくれる。               グリーンの速さだけでなく、よく効いたハザード、アンジュレーション、そして微妙な位置に...
富士通レディース (千葉県 東急セブンハンドレッドクラブ)最終日、6位から出た成田美寿々プロが、6バーディ、2ボギーの68で回り、通算8アンダーでアンソンジュを逆転し、今季3勝目を挙げた。

逆転で今季3勝目を挙げた成田美寿々プロ
成田美寿々が今季3勝目を遂げた

出典:GDO

2018年度 国内女子 ツアーも残すところ6試合。現在賞金女王争いは、アンソンジュ、申ジエの韓国勢が1、2位。これを追うのが、鈴木愛、成田美寿々、比嘉真美子の日本勢。ここでアンソンジュが勝っていたら…

ここでの成田プロの勝利は、彼女にとって大きな1勝であった。しかしそれだけでなく、左膝痛でツアーを2か月欠場、復帰後なかなか優勝に絡めないでいる鈴木プロにとっても大きい。土俵際で残った、残った。首の皮一枚つながった。


首の皮一枚つながったか? 賞金女王争い

by on 火曜日, 10月 16, 2018
富士通レディース (千葉県 東急セブンハンドレッドクラブ)最終日、6位から出た成田美寿々プロが、6バーディ、2ボギーの68で回り、通算8アンダーでアンソンジュを逆転し、今季3勝目を挙げた。 逆転で今季3勝目を挙げた 成田美寿々プロ 出典: GDO 2018...
米国ツアープレーオフ最終戦のツアー選手権で復活優勝を飾ったタイガーウッズ、42才。2013年のWGCブリヂストン招待以来となる5年ぶりのツアー勝利。長期に悩まされた腰痛で4度の手術、長期離脱を余儀なくされた彼が、ついにそのスランプにピリオドを打った。

待ちに待ったタイガーの復活劇。やはり彼の観客を引き連れ歩く姿は、絵になる。とても1年前まで世界ランク1199位のプレーヤーの姿ではない。ありきたりの言葉だが、オーラのあるプレーヤーだ。その存在感、いまだ健在。

みんなが待ってたウッズの復活  イーストレイクの歓喜
バルタスロールの死闘を彷彿とさせるフィナーレ。ウッズは大ギャラリーを引き連れて18番のフェアウェイを歩いた
バルタスロールの死闘を彷彿とさせるフィナーレ。
ウッズは大ギャラリーを引き連れて18番のフェアウェイを歩いた。
出典:GDO

復活の年となった2018年、2017年一時は1199位にまで落ちていた世界ランクも、今回の勝利で13位に。勝負の世界は厳しい。予選に通ってなんぼ、トップ10に入ってなんぼ、そして勝ってなんぼの世界だ。

これでPGAツアー通算80勝。最多勝のサム・スニードの82勝に、あと2つに迫った。現在の米国ツアー若手主力選手の層の厚さから、簡単に達成できる記録とは思わないが、タイガーファンの一人として、期待している。さあタイガー劇場第二幕の始まり始まり‥‥‥






我らがタイガーが帰ってきた

by on 火曜日, 9月 25, 2018
米国ツアープレーオフ最終戦のツアー選手権で復活優勝を飾ったタイガーウッズ、42才。2013年のWGCブリヂストン招待以来となる5年ぶりのツアー勝利。長期に悩まされた腰痛で4度の手術、長期離脱を余儀なくされた彼が、ついにそのスランプにピリオドを打った。 待ちに待ったタイガーの...
優勝の前兆は、6/10 宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 最終日にあった。プレーオフ4ホール目で惜敗し、2012年以来6年ぶりの優勝には届かなかったものの、さばさばしたた表情が印象的だったあの試合。

あれから1ヵ月、7/15 サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント(茨城県・ イーグルポイントゴルフクラブ)最終日。トップから2打差8位からのスタートだったが、6バーディ、ノーボギーの66でフィニッシュする。最終18番のバーディが効いたかな。結果、通算13アンダーで逆転優勝。6年ぶりとなるツアー通算14勝目。

2018年 サマンサタバサレディース 最終日 有村智恵
出典:GDO

2008年から2012年の5年間で国内13勝。2013年米国ツアーに参戦したものの、これといった結果は残せなかった。2016年地元熊本の被災を機に、主戦場を再び日本に。本人も、私を含めた多くのファンも待ちわびた日本での優勝。本人にとっても、ファンにとっても、とても嬉しい1日だった。やはりあの笑顔、智恵ちゃんスマイルはたまらない。

新垣比菜、三浦桃香、勝みなみなど黄金世代と呼ばれる若手が台頭してきている女子ゴルフ界。しかし、どっこい有村智恵、上田桃子、横峯さくら、諸見里しのぶらベテランも健在。今季は、鈴木愛、成田美寿々の実力派vs韓国勢vs黄金世代vsベテラン勢で、後半戦もますます目が離せない。

















お帰りなさい 有村プロ

by on 木曜日, 7月 19, 2018
優勝の前兆は、6/10 宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 最終日にあった。プレーオフ4ホール目で惜敗し、2012年以来6年ぶりの優勝には届かなかったものの、さばさばしたた表情が印象的だったあの試合。 あれから1ヵ月、7/15 サマンサタバサ ガールズコレク...
今年の3月28日に引き続き、オールドオーチャードゴルフクラブで2度目のラウンド。
ゴルフ歴はそこそこあるものの、暑さには極端に弱い私、実は昨年7月が夏ラウンドのデビュー戦だった。それまでは、7~9月は完全シーズンオフ、1~2月は準シーズンオフ、暑さにも寒さにも弱い、ものぐさゴルファーの極み。それが私、Mr.ボギー

ギリギリまで、Mr.ルールブックHさんの予定が決まらず、3Bになるか、4Bになるか、決まらなかったが、前日夕刻参加が決まった。前回同様Hさん、Mr.ちょい悪オヤジKさん、Mr.ジェントルマンN氏、そして私、4人でのラウンド。難コースへのリベンジなるか!!

         7H 498Y パー5 HDCP5

7番ホール

美しくも、戦略的。つかまった後でバンカー、ウーターハザードがそこに配された意を知らされる。そうだったのかと。3パットしてからそこにピンが切ってある意を知らされる。な~んだと。何度やっても、同じワナにはまるのがゴルフの難しさであり、面白さかもしれない。ゴルフをやらない人に、教えてあげたい、そんなゴルフの面白さ。ゴルファーは懲りない。

結果、4人ともリベンジならず。返り討ちにあうことに。80台にまとめたHさん以外は、煩悩の108凸凹。この分だと、次回もこのコースでの開催になりそう。次回は11月頃を予定す。


























ミスターボギーと愉快な仲間たち 2018.7.11

by on 金曜日, 7月 13, 2018
今年の3月28日に引き続き、オールドオーチャードゴルフクラブで2度目のラウンド。 ゴルフ歴はそこそこあるものの、暑さには極端に弱い私、実は昨年7月が夏ラウンドのデビュー戦だった。それまでは、7~9月は完全シーズンオフ、1~2月は準シーズンオフ、暑さにも寒さにも弱い、ものぐさゴル...
前々週の宮里藍サントリーレディースに続き、アース・モンダミンカップに勝利した成田プロ。首位スタートした彼女は、最終日も5バーディ、ノーボギーの67にまとめた。そして2位に3打差をつける通算17アンダーで、今季2勝目をあげた。ちなみに、これは彼女のツアー通算10勝目となる勝利だった。

アース・モンダミンカップ最終日 成田美寿々
盤石のプレーで今季2勝目、ツアー通算10勝目を挙げた成田美寿々 2018年 アース・モンダミンカップ 最終日 成田美寿々
出典:GDO

2週連続優勝と大会連覇を目指していた鈴木愛プロ、6バーディ、ノーボギーの66で回るも、通算14アンダーと3打及ばず。今季5勝目とはならなかったものの、出場11試合目での獲得賞金1億円突破は、イ・ボミが持つ14試合目のスピード記録を更新することになった。

宮里藍サントリーレディースのブログでも使ったフレーズ「役者が揃った」は、今季国内女子ツアーの充実の証しであり、面白さの象徴、そして人気の秘密でもあろう。どうしても、男子は海外ツアー、女子は国内ツアーに目が行ってしまうのは、この辺りに理由がありそうだ。

やはり勝負事は、本命がいて、対抗がいて、ダークホース的存在がいて面白くなる。競馬に例えて申し訳ないが、間違いない。今の国内男子ツアーに欠けているのは、これだと思う。決してサービス精神、おもてなしの欠如ではない。は、言い過ぎか......














役者が揃った アース・モンダミンカップ

by on 木曜日, 7月 05, 2018
前々週の宮里藍サントリーレディースに続き、アース・モンダミンカップに勝利した成田プロ。首位スタートした彼女は、最終日も5バーディ、ノーボギーの67にまとめた。そして2位に3打差をつける通算17アンダーで、今季2勝目をあげた。ちなみに、これは彼女のツアー通算10勝目となる勝利だった...
メジャー第2戦の全米オープン(シネコック・ヒルズGC・ニューヨーク州)で、ブルックス・ケプカ(米)は、史上7人目となる大会連覇の快挙を成し遂げた。欧州王者のトミー・フリートウッド(英)は最終日、大会最少ストローク63をマークし、23位から一気に追い上げたものの、1打及ばなかった。

通算成績は、難コースらしく、首位+1、2位+2、3位D・ジョンソンは+3。日本人でただ一人決勝ラウンドに進んだ松山英樹プロは、最終日首位と11打差の54位スタート。最終日は意地を見せ、6バーディ、2ボギーの66で回るも、通算+10の16位で終えた。

今大会ハイライトは、3日目フィル・ミケルソン(米)の珍プレー?悪質プレー?
3日目の13番、ミケルソンはパットを打った直後に、小走りでボールを追いかけ、動いているボールをカップに向けて打ち返した。このミケルソンの行為に対し、USGAはゴルフ規則14-5により2打罰を科しただけにとどめた。

前代未聞の故意で2打罰を受けたフィル・ミケルソン
出典:GDO

これは、止まっているボールを打つというゴルフの根本を破っても、成立してしまうルール自体に問題があるのではないか。つい間違って、勘違いで犯してしまった2打罰と、故意にルールを悪用した2打罰が、同じ結果となってしまうルール自体に違和感を覚える。

私の好きな選手であったミケルソンの今般の蛮行。米国でも大人気のミケルソンの今回の行為は、残念でならない。












2018年全米オープン

by on 水曜日, 6月 20, 2018
メジャー第2戦の全米オープン(シネコック・ヒルズGC・ニューヨーク州)で、 ブルックス・ ケプカ(米)は、 史上7人目となる大会連覇の快挙を成し遂げた。欧州王者のトミー・フリートウッド(英)は最終日、大会最少ストローク63をマークし、23位から一気に追い上げたものの、1打及ばなか...
アンバサダー宮里藍、若々しくまだまだ現役の印象が強いが、今大会でのコメント、エスコート、そしておもてなし。どれをとっても、流石といった感じだった。
 
6年ぶりの優勝を狙った宮里の高校の後輩有村智恵。惜しくも優勝は逃したが、久々の笑顔が印象的だった。お帰り、智恵プロといった感じ。

そして成田美寿々。もう5年ほど前から私のお気に入りのプレーヤーの一人。2016年こそ優勝を逃してはいるが、2012年から毎年1勝はする実力者。2014年辺りから、次の賞金女王は彼女と周囲に話し始めて早や5年。これまでの賞金ランク最高位は、3勝した2014年の5位。

プレーオフ4ホール目で決着。逆転で今季初優勝を飾った成田美寿々
                     2018年 宮里藍 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 最終日 成田美寿々
出典:GDO

いきで、いなせ、さばさばとした感じの成田プロ、その分欲に欠けるのかなぁ。スケールの大きさを感じさせる彼女、今後ますますの活躍を期待したい!!

役者が揃った宮里藍 サントリーレディース。プレーオフのおまけつき、息をのむ4ホール目での決着。やはり今年も、国内女子が面白い。







役者が揃った 宮里藍 サントリーレディース

by on 火曜日, 6月 12, 2018
アンバサダー宮里藍、若々しくまだまだ現役の印象が強いが、今大会でのコメント、エスコート、そしておもてなし。どれをとっても、流石といった感じだった。   6年ぶりの優勝を狙った宮里の高校の後輩有村智恵。惜しくも優勝は逃したが、久々の笑顔が印象的だった。お帰り、智恵プロとい...
スポーツ界で蔓延する不祥事。そして、ついに男子プロゴルフ界でも!?
それは、男子の国内メジャー大会、日本ツアー選手権森ビル杯を前に行われたプロアマでの話。ちなみにプロアマとは、大会を支えるスポンサーを招待して行われる催し。1試合当たり5億円前後という莫大な経費がかかるトーナメントを支える人たちへのおもてなし興行。

今季は、石川遼プロが選手会長に選任され、新体制でスタート。彼が掲げたのは、ファンサービスの充実とプロアマでの招待客へのおもてなし。そのかいあってギャラリー数も、TV視聴率も昨年より好調と聞く。それだけに、痛い。具体的詳細は不明であるが、片山晋呉プロと同組で回っていたゲストが、片山プロの応対を不愉快に感じ、途中でプレーの続行を断念する事態が起きたとか。


そもそも男子のプロアマの評判は、女子プロに比べ芳しくないようだ。招待客とコミュニケーションをとるどころか、自分の練習ばかりする、教えてくれない、会話もほとんどないが今まで。今季これがどこまで改善されていたかは分からないが、これまでは上手くいっていたのだろう。


そんな矢先、片山プロの失態が起きた。好発進した石川新体制に水を差してしまった。日本ゴルフツアー機構は、選手の意識改革を進めるため、早急に再発防止策に取り組むとしている。懲戒・制裁委員会を開いて処分を検討、外部弁護士を含む調査委員会を設置し、経緯や問題点を調査するらしい。すばやい公表と対応は、昨今の様々な不祥事から学んだのか、上出来だった。が、過剰な危機管理とならないで欲しい。



確かに、彼の言動が招待客に不快を感じさせてしまうようなものだったとしたら、厳重注意が必要だろうが、これはおもてなしを受ける側によっても、感じ方がまちまちで、評価しづらい。もしおもてなしを受ける側に、スポンサー風を吹かせるなどの言動があったとすれば、別の話になる。大人の対応として、双方痛み分け。喧嘩ではないが、両成敗もありか。本件には、隠蔽もなければ、改ざんもなさそうだし。

あまりにも力関係の違う一選手とスポンサーを天秤にかけてはならないと思う。それこそ今流行り?のパワハラになってしまう。




男子プロゴルフ界の不祥事!? 個人的な失態!?

by on 木曜日, 6月 07, 2018
スポーツ界で蔓延する不祥事。そして、ついに男子プロゴルフ界でも!? それは、 男子の国内メジャー大会、日本ツアー選手権森ビル杯を前に行われたプロアマでの話。ちなみに プロアマとは、 大会を支えるスポンサーを招待して行われる催し。 1試合当たり5億円前後という莫大な経費がかかるト...
2018年 日本ツアー選手権 森ビル杯 Shishido Hills 最終日 市原弘大選手
                     (2018-06-03 和田 慎太郎撮影)
今週はほっこりして帰れます 2018年 日本ツアー選手権 森ビル杯 Shishido Hills 最終日 市原弘大
出典:GDO



茨城県の宍戸ヒルズで開催されていた日本ゴルフツアー選手権が、6/3幕を閉じた。本大会は国内三大大会の一つ。ちなみに残り二つは、日本プロゴルフ選手権、日本オープンゴルフ選手権。

ここ宍戸で市原弘大選手が見せた市原劇場。それは最終日最終18番ホール。パー4の第2打がグリーンを大きくオーバー、万事休すか。ギャラリースタンド脇に止まったことから、無罰で救済を受ることになるが、誰もが良くて寄せワンのパー、ボギーもあるだろうと思ったことだろう。

その直後、劇的なドラマが。なんとも見事なチップインバーディが生まれた。おそらく、プロでも難易度の高いアプローチのはず。同じところから10回打っても1度入るかどうか。それがこんな場面ででるなんて。だからゴルフは、面白い。

単独首位を走っていた最終組の時松隆光選手と同組だったら、どうなっていただろうか。いやゴルフにタラレバはない。その後、最終組の時松選手が同じ18番で、まさかのボギーを打つ。プレーオフかと思われただけに、あっけない幕切れ。

同じ18番で、勝者の攻めのバーディと敗者の守りのボギーをみたような気がする。また、両者の17番ホールの明暗からの18番の流れ、ゴルフでの上がり3ホールの大事さ、難しさを、改めて垣間見たような気がしてならない。日本タイトルにふさわしい闘い。市原選手の初優勝は、私の記憶に深く残るだろう。




Mr.ボギーのゴルフへようこそ」は、ゴルフに特化したものとして、これまで通り続けていきます。そして、これまでブログの項に掲載してきたゴルフに関連しない記事は、新たに立ち上げる『Mr.ボギーのあれや、これや』(仮題)に引っ越して、整理します。と告知(2018.2.8)していた件ですが

ようやく、新ブログが立ち上がりました。




『Mr.ボギーのゴルフへようこそ』同様、『問わず語りのMr.ボギー』もよろしくお願いいたします。

今後ともMr.ボギーをよろしくお願いします。

新ブログ 『問わず語りのMr.ボギー』 立ち上げました

by on 水曜日, 5月 23, 2018
「 Mr.ボギーのゴルフへようこそ」 は、ゴルフに特化したものとして、これまで通り続けていきます。そして、これまでブログの項に掲載してきたゴルフに関連しない記事は、新たに立ち上げる 『Mr.ボギーのあれや、これや』 (仮題)に引っ越して、整理します。と告知( 2018.2.8)...
AT&Tバイロン・ネルソン(テキサス州ダラス)で松山英樹プロは、12アンダーの16位でフィニッシュした。16位に終わってしまったとがっかりするのか、なんとか16位に喰い込めたと納得するのか。

私は、初日72の120位からよくぞ16位まで上げてきたなぁが半分、初日、3日目がもったいなかったなぁが半分。とはいえ、初日の出遅れは松山スタイル、そこからの爆発、ジャンプアップも松山スタイル。彼らしくなってきたということか。

AT&Tバイロン・ネルソン選手権 最終日 松山英樹プロ
 
出典:GDO

上の写真の笑顔からすると、本人は納得のいったラウンドだったのだろう。長引いていた左手首痛もだいぶ良くなってきたのか。6月メジャー第2戦全米オープンが楽しみになってきた。


アメリカで活躍するもう一人の日本人選手の話題を一つ。キングスミル選手権(バージニア州ウィリアムズバーグ)での、畑岡奈紗選手。1打差2位タイでスタートした彼女は、最終日も67で回り通算14アンダーとした。そして3選手によるプレーオフへ。

残念ながら、19歳の畑岡プロの米ツアー初優勝はならなかったものの、大健闘といっていいだろう。この世代の国内外での活躍には、目を見張るものがある。スポーツ界では、○○世代というキャッチフレーズをよく耳にするが、女子ゴルフ界を席巻している彼女らを称し、黄金世代と呼ぶ。





















アメリカツアーの日本人選手たち 

by on 水曜日, 5月 23, 2018
AT&Tバイロン・ネルソン(テキサス州ダラス)で松山英樹プロは、12アンダーの16位でフィニッシュした。16位に終わってしまったとがっかりするのか、なんとか16位に喰い込めたと納得するのか。 私は、初日72の120位からよくぞ16位まで上げてきたなぁが半分、初日、3日目がもっ...
ほけんの窓口レディース (福岡CC和白コース)。鈴木プロが今季3勝目を飾る。最終日後半に、菊地プロに一時首位を明け渡すも、私には危なげない勝利に映った。

今季優勝3回。トップ3が4回。残り1回も20位。安定感抜群の昨年賞金女王の鈴木プロ。
今季は、プレーをすれば常に優勝争いにからんでいる彼女。

       2018年 ほけんの窓口レディース最終日 鈴木愛

             

 出典:GDO

彼女の強さの秘密は、いやこれは秘密でも何でもないが、誰にも負けない練習量とそれに裏付けられた自信にあるんだろう。ラウンド後の練習グリーン、最後にいるのは、いつも彼女らしい。「風の大地」(原作 坂田信弘プロ)の主人公 沖田圭介プロの様

もう一つの彼女の強さは、心の強さ、負けん気の強さ。プロの強さは、ハートの強さか。
彼女のハートの強さが、3週後の全米女子オープンにどの程度通用するのか。今から楽しみだ。がんばれ愛ちゃん



強さの秘密

by on 火曜日, 5月 15, 2018
ほけんの窓口レディース (福岡CC和白コース)。鈴木プロが今季3勝目を飾る。最終日後半に、菊地プロに一時首位を明け渡すも、私には危なげない勝利に映った。 今季優勝3回。トップ3が4回。残り1回も20位。安定感抜群の昨年賞金女王の鈴木プロ。 今季は、プレーをすれば常に優勝争い...
前々週のサイバーエージェントレディースは、1新垣プロ、2柏原プロ、3鈴木プロ
先週のワールドレディース選手権サロンパスカップは、1申ジエ、2鈴木プロ、3イ・ジョンウン6

      多くのギャラリーを引き連れる最終日最終組の3人
     
  出典:GDO

やはり今年の国内女子ツアーも、鈴木愛プロを軸に展開されるとの印象を受けた2週。同世代の比嘉プロがダークホース的存在として効いている。
そして、韓国勢がこれに絡んでくるというのが、大方の見方だろう。

加え2018年の女子ツアーを面白くしてくれているのが、98、99年生まれの畑岡プロ、勝プロ、新垣プロ、三浦プロ、小祝プロ、原プロ、松田プロなど、いわゆる黄金世代。

これら若手に大きな影響を与えた宮里藍プロの同世代、横峯プロ、諸見里プロ、そして上田プロがここに絡んでくれば、なお面白い。

2018年国内女子ツアーから目が離せない。実に面白い。



国内女子ツアーが面白い

by on 水曜日, 5月 09, 2018
前々週のサイバーエージェントレディースは、1新垣プロ、2柏原プロ、3鈴木プロ 先週のワールドレディース選手権サロンパスカップは、1申ジエ、2鈴木プロ、3イ・ジョンウン6       多くのギャラリーを引き連れる最終日最終組の3人          出典: GDO ...
プロ入り3年目の2013年以降、毎年日本ツアーで1勝。2017年には日本ツアー2勝、国内賞金ランキング2位。今年直近マスターズでは、予選を突破し、本選で28位タイに入る。そして、その勢いのまま、先日の米ツアーRBCヘリテージで優勝。小平プロ、おめでとうございます!

日本人米ツアー優勝者は、これで5人目(これまで青木、今田、丸山、松山プロの4人)。米ツアー参戦から15戦目での優勝は、日本人最速(これまでは、松山プロの26戦目)。

        2018年 RBCヘリテージ 最終日  小平 智選手
        一気にPGAツアーの仲間入りを果たした小平智(Getty Images/Streeter Lecka) 2018年 RBCヘリテージ 最終日 小平智 
出典:GDO               

彼の勝利は、接戦、僅差での勝利のイメージがあったので調べてみた。すると日本6勝、米1勝、計7勝のうち3打差が1回、2打差が1回、1打差が4回、そして今回がプレーオフ。実に危うい勝ち方をする選手だ。スリリングなだけに、実に面白い。本人は大変だろうが・・

面構えだけでなく、もともとメンタルは強そうであったが、それに古閑美保さんのポジティブさが加わり、結婚以降の活躍は目覚ましい。内助の功、炸裂か。加えて、笑顔が良くなった気がするのは私だけ???

ここ何年か、松山プロの活躍に頼ってきた男子プロ。2018年は、松山プロに加えて小平プロ、宮里優作プロ、石川プロなど、国内外で活躍しそうな選手が目白押し。愉しみな1年になりそうだ。






































祝 PGAツアー大会優勝

by on 火曜日, 4月 17, 2018
プロ入り3年目の2013年以降、毎年日本ツアーで1勝。2017年には 日本ツアー2勝、国内賞金ランキング2位。今年直近マスターズでは、予選を突破し、本選で28位タイに入る。そして、その勢いのまま、先日の米ツアー RBCヘリテージで優勝。 小平プロ、 おめでとうございます! 日...