ゴルフ、ふたつの派閥
ゴルファーには、大きく分けて相反する2種類の人種がいることはご存じだろうか。
一つは「好きこそものの上手なり」の一派である。これは、いわばシングルと呼ばれるような上級者グループ。この人たちの楽しみは、もっぱらハンディを減らすこと。ボギーペースのラウンド90~100辺りのアベレージクラスまでを含む。
もう一つが「下手の横好き」の一派。 長年ゴルフをやってはいるものの、ダブルボギーペースの
ラウンド108からなかなか抜け出せないでいるグループ。この人たちの楽しみは、コンペ後の反省会、いやただの飲み会。
両派に共通しているのは、とにかくゴルフが好きなこと。どちらに属していても楽しめる、それがゴルフ。実は、面白いのはゴルフで はなく、ゴルフをする人、ゴルファー達がコースで繰り広げるドタバタ劇なのかもしれない。
ちなみに、この両派に派閥争いはない。あるのは握りの条件闘争くらいである。
「世の中には、下手でも楽しめるものが二つある。それはセックスとゴルフである」
(プロゴルファー チチ・ロドリゲス)
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