ローカルルール


正規のルールにはない、そのコース独自に設けられているのがローカルルール。仲間内のコンペに限って、その仲間内だけに通用するものがコンペルール。代表的なものは

プレイング4、前進4打とも呼ばれるルール。ティーショットがOBとなった場合、前方のフェアウェーに設けられた特設ティーから4打目としてプレーしていくというもの。

6インチプレイスと呼ばれるルール。スルーザグリーンのボールを、6インチ(およそ15㎝)動かしてプレーしてもよいというルール。木立などによりスタイミーになっているボール、深いラフのボール、ディボット跡にハマったボールなどを、ボールから6インチの範囲でホールに近づかないライ(ボール周辺の芝や足場の状況)の良い場所に動かして打てるというもの。ちなみに6インチはスコアカードの対角線が目安になる。

1グリップOKと呼ばれるルール。ワングリップ(およそ25㎝)程度のショートパットを、省略してもいいというルール。1打を足してボールをピックアップする。拾い上げるのは、同伴者からの同意OKを得てからで、自己判断ではない。

スムーズなラウンド進行のために設けられているのがローカルルールであり、コンペルールである。そのため、ラウンド時間の短縮を目的としたものが多い。ちなみにゴルフ場が目安とするラウンドハーフの所要時間は概ね2時間15分程度である。


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