とらぬ狸の皮算用


パーオンすると、つい算盤をはじきたくなる。このホール、うまくすればバーディ。

そこでバーディ狙いの強気のパットに。ボールはカップを大きく越えて転がり行く。返しのパーパットは一転弱気に。ボールはカップに届かない。結果バーディチャンスはボギーに、その差2打、残念な結果。

これはゴルファーなら誰しも経験したことがあるはず、そしてゴルフを続けていく限りずっと付き合い続ける一コマ、一風景である。ゴルフのこんな「とらぬ狸の皮算用」感は面白い。 人生でも、ビジネスでも、どれだけの皮算用をしてきたか、数えきれない。そしてどれだけ皮算用に裏切られてきたか。ゴルフも人生も、なかなか算盤どおりにはいかない。だから面白い。  

「ゴルフでは、絶頂から奈落に転落するなど、珍しくもない。まさに人生そのものだね」
        (ゴルフの名手、インストラクター、そしてコースデザイナー トム・モリス・シニア)  

   

0 件のコメント:

コメントを投稿