終わり良ければすべて良し


上がり3ホール。ゴルフはここからが本当の勝負。ここまで調子よく来ても、ここから崩れればがっかりなことに。逆にここまで調子が悪かったとしても、ここから良くなればいいラウンドにもなり得る。

18番最終ホールを終えた時の達成感がゴルフの醍醐味。ゴルファーはラウンドの度ベストスコアという有終の美を目指しながらコースを歩く。しかしたとえベストスコアがでなくとも、終わり方が良ければ次につながると考える。締めくくりが大事。

これは、人生「終わりよければすべて良し」に通じる。ゴルフは人生そのものとまでは言わないが、ゴルファーがゴルフを止められなくなるのは、この辺りのゲーム性、ゲーム感にあるのでは。

ゴルフにバーディー、パー、ボギーがあるように、人生の終わり方にも、バーディー、パー、ボギーがあるのかも。悔いの残る人生、まあまあの人生、充実した人生というように。いい終わり方にするためは、上がり3ホール、第二の人生、ここでスタミナを切らさぬよう、肩の力を抜いて歩き続けていきたい。

「肩から力が抜けて、ようやくゴルフも人生も一人前」 
                       (全米女子アマを6度制す グレナ・コレット)


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