おりひめ(織姫)からシンデレラへ 

プロ初勝利が、5/12ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ(2位は韓国のペソンウ、1打差)。2勝目が7/7資生堂アネッサレディスオープン(2位は韓国のイミニョン、プレーオフ)。そして、なんと3勝目が8/4AIG全英女子オープン(2位は米国のL.サラス、1打差)。3か月で3勝、しかも3勝目、これは海外メジャーの一つ全英女子オープン。

「AIG全英女子オープン」最終日    大歓声の中、笑顔で18番グリーンへ向かう
渋野日向子のシンデレラスマイル
厳しい試合の中でもこんな笑顔を向けられたらカメラマンはメロメロです。  2019年 AIG全英女子オープン 最終日 渋野日向子
出典:GDO

海外メジャーでの勝利は、1977年全米女子オープンに勝利したチャコちゃんこと樋口久子プロ以来、42年ぶりの快挙。1987年に米女子ツアーで賞金女王になった岡本綾子プロも、2010年世界ランキング1位に上り詰めた宮里藍プロも手が届かなかった海外メジャータイトル。日本女子ゴルフ界の悲願、海外メジャータイトルという重い扉をこじ開けたのは、スマイルシンデレラこと新進気鋭の渋野プロだった。

3勝の内訳/1打差2試合、プレーオフ1試合。彼女の武器は、勝負強さ。ゴルフもスポーツであり、フィジカルの強さは必要不可欠であるが、それ以上にメンタルの強さを求められるスポーツだと思う。彼女はそれを持っている。彼女は強い。

7/7 資生堂アネッサレディスオープンでおりひめ(織姫)になった渋野プロは、8/4 AIG全英女子オープンでシンデレラに。一躍2020年東京オリンピック日本代表の有力候補の一人に躍り出た。






















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