沖縄の大輪  お疲れさま


「藍ちゃん』の愛称で親しまれ、一大ブームを巻き起こした宮里プロが、第一線から退くことになった。31歳。

2003年にプロ転向。2004、2005年とも年間5勝を挙げたものの、絶対王者不動プロ(2000~2005年、6年連続で賞金女王)には及ばず、2年連続の2位であった。国内賞金女王にはなっていない。

翌2006年米LPGAツアーに参戦し、2010年6月21日には、日本人プロゴルファー男女通じて初の世界ランキング1位に。この年は年間5勝を挙げ、その世界ランキング1位を12週もキープした。

彼女を語るのに忘れてはならないことがある。それは、戦績以上の彼女の功績であろう。一つが、彼女の活躍につれて、国内女子ツアーの大会数が増え、現在の隆盛につながっていったということ。高校の後輩有村プロは、いまこの恵まれた環境があるのは、宮里、横峯両プロのおかげ、とコメントしていた。

もう一つが、朴セリが米メジャー大会を制し、その後朴セリ・キッズとよばれるイ・ボミやアン・ソンジュらが育っていったように、彼女は現在クラブを握る女子ジュニア選手の目標となっているということ。アマ高校生としてツアー優勝を果たした勝みなみ、昨年の日本女子オープンを制覇した畑岡奈紗ら多くの若手選手が、憧れの選手として、彼女の名を挙げるている。

なぜ、もったいない、惜しい、早過ぎるぅ~など巷の声が聞こえてくるが、
あえて言いたい、ありがとう、そしてお疲れさまと。




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