パットの距離感
「ネバーアップ、ネバーイン」 (英国のプロゴルファー トム・モリス)
これは子供にでも分かる理屈で、届かなければ入らないというもの。確かにカップに届かないボールは、カップに入るはずはない。強めに打って、まんまとカップインした時には、この格言はありである。しかしこの格言、実は要注意でもある。長い距離を残してのパット、この格言を信じ強く打ち過ぎカップを大きくオーバー、返しのパットも外しての3パット、バーディ狙いのボギーは、よくある話である。
「カップには4つのドア(入口)がある。フロントドア、左右のドア、そしてバックドアで、
ボールがかろうじてカップに届くように打てば、この4つのドアから入るチャンスがある」
(プロゴルファー スチュワート・メイドン)
パターはカップオーバーするくらいに打てというのも真理ならば、パットは最後のひと転がりで入るくらいの強さで打つべきだも真理。逆もまた真なりか。相反する2つのセオリーが成り立つのが、パッティングの面白さ、難しさ。
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